性的、人種的、宗教的マイノリティのために「映画」で戦うふわふわガール。
逆に神様っていう存在があるから謙虚さをもっていたり内戦状態にあっても希望を持って生き続けられている人たちが多いような気がして。私の友達で難民状態になっちゃった子たちも、なんか本当に悲惨な思いをたくさんしてるんだろうなって思うんですけど、実際にメッセージとかでやりとりをすると、誰かのせいにしたりとか文句を言うってことを全然しない。ひたすら平和になって欲しいっていうことしか言わないんです。それって神様の存在は大きい気がしましたね」
この留学の経験やその中で育まれたシリアへの愛がアーヤさんを今の仕事へと導いた。
「シリアから戻ってきた時はまだ大学3年生ぐらいで、その後まもなく内戦状態になりました。自分が訪れていた思い出の場所が破壊されたり、つい最近まで一緒に笑いながらしゃべっていた友達が難民状態になったりっていうのを実際に経験して、何かしなきゃいけない、何かしたいって思いを持ちました」
そんな時、彼女が現在働いている会社UNITED PEOPLEが関わっている映画『ザ・デイ・アフター・ピース』に出会ったそうだ。