性的、人種的、宗教的マイノリティのために「映画」で戦うふわふわガール。
「映画はあくまで、議論をしたりとか、考えるきっかけになる材料になればいい」
(Photo by India Wilds)
『ザ・デイ・アフター・ピース』を見て、人生が変わったと言うアーヤさん。
この映画は365日の中から1日だけでも世界中が戦いをやめる日(ピースデー)を作ろうと試みた英国人俳優ジェレミー・ギリの約10年間の活動に迫るドキュメンタリーである。
彼女はこの映画を観た時にこれを広めることが、間接的ではあるものの、シリアのためになると強く思ったそうだ。
戦いが長引けば長引くほど、人々の関心は低下してしまう。
でも、世界中で平和を目指そうとするこの「ピースデー」の認知度が高まれば、この日に戦いが続いている場所に世界の注目と監視の目が強まる。
「家族の問題を引きずっていたこともあって、大学を卒業した頃からずっと、前に突き進もうってパワーが出てくるようなものがあんまりなくて、ひとまず目の前にある選択肢をやってるという感じだったのが、この映画を見終えた瞬間に『あぁ、これを伝えなくちゃ、広げなくちゃ』っていう思いにとても駆り立てられました。そしてこの映画の上映会を自分でやり始めたことで、自分が心から伝えたいと思うことを発信することの大切さや、自分がやりたいと思うことに挑んでいくことの楽しさにも気付けて…。