くらし情報『「パッケージはくだらない」この国の無駄なオモテナシ』

「パッケージはくだらない」この国の無駄なオモテナシ

 
テイクアウトの食べ物やコンビニでの買い物でも似たような現象がある。 
ビニール袋に包んたパンをさらに手提げ袋に入れてもらったり、「ペットボトル1本」、「ガム1個」だけでもレジ袋に入れて渡されたりする。 
日本で暮らしていると当たり前、むしろそうしてくれないことは不親切だと思ってしまうようなことが、実は海外では「あり得ない」のである。

パタゴニアが挑むデポジット制買い物袋とは

(Photo by ROBERT ALEXANDE)

(Photo by ROBERT ALEXANDE)

アウトドア用のスポーツウェアなどを販売するパタゴニアでは、2009年からショップ袋のデポジット制を導入した。 
これは、1枚100円でレジ袋を販売し、使用後にその袋を店頭に返却すれば、支払った100円が返金されるというシステム。 
マイバック持参を基本としつつ、カスタマーがマイバックを持っていない場合への対処としてこの制度を取り入れている。 
デポジット制に使用される袋は、流通段階で使われた梱包材などからできた100%再生原料で作られ、カスタマーからの返却後も再びリサイクルされるそう。

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