くらし情報『「差別」の上手な“受け入れ方”』

「差別」の上手な“受け入れ方”

 
そもそもこのモネの作品が発表されたのは、日本がアメリカから開国を迫られている真っ只中。 
そのため、この作品は「欧米諸国の植民地政策を表しているものである」という人もいる。 
そんな時代を表したこの作品で、着物を着て楽しそうに写真を撮ることは差別や欧米諸国の植民地政策に賛同していると考える人がいてもおかしくないのだ。 
ただ不思議なのは、このイベントは日本の世田谷美術館や名古屋ボストン美術館でも開催され、その時は一切抗議は出なかった。 
そして、アメリカで起きたこの出来事のことも日本ではほとんど報道されなかった。

あなたの知らない「日本人差別」

(Photo by The Radio Academy)

(Photo by The Radio Academy)

この出来事以外にも実は私たちが知らない差別は多々存在しているようだ。 
例えば、アメリカ大統領選挙に立候補しているトランプ氏のSNS。 
彼は、敵候補であるヒラリー氏を野次るために、日本の国旗を利用したという。

また、今年行われたアカデミー賞の授賞式でも、同様の差別が起こった。

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