この記事では、ホームレス問題に取り組むスマートフォンアプリを3つ紹介する。
「ホームレスを助けたい人」×「困っているホームレス」アプリ(WeCount)
※動画が見られない方はこちら。
アメリカのシアトルで始動したウィーカウントは、ホームレスを助けたい人とホームレスをつなぐ役割を果たしているアプリだ。
制作者の調査によると、アメリカでホームレス状態にある人の9割がスマートフォンやPCを使ってインターネットにアクセスできることがわかっている。
アプリは当事者やホームレス問題に取り組んでいる人たちへの聞き取り調査を通して作られており、特にリクエストの多いタンポンからテントまで200点のアイテムがリスト化されている。
登録者はアプリを操作して一度に5つのアイテムを指定の場所で受け取ることができるのだ。
自宅に余ったものがあって、必要としている人にあげたいけれどどうしたらいいかわからない人と、生活必需品がなく困っているホームレスの人をスムーズにつなげ、人々が協力しあうコミュニティを作っていく役割をこのアプリは果たしている。