人気デートアプリが挑戦した「ホームレス」キャンペーン(Happn)
(Photo by Behance)
<マイケル(19歳・無職) あなたは、この人のところを5回通っています>
ホームレスの人たちの多くがスマートフォンを利用していることを考えれば、ホームレス状態にある人もデートアプリが使えるということがおわかりだろう。
だが、ハプンという世界的なデートアプリのオーストラリア版はホームレスの問題が身近にあることを気づかせるキャンペーンを行なったのだ。
ハプンは、道ですれ違った人のプロフィールを見て“いいね”をつけ合うことでメッセージのやり取りが始められる仕組みのアプリ。
キャンペーンでは、アプリの利用者がホームレスの人が寝泊まりしていた場所を通ると、そこを使っていたホームレスの人のプロフィールが他の利用者のプロフィールと同じように表示される。
(Photo by Campaign Brief Australia)
<あなたは今ホームレスのそばを通りました>
プロフィールに使われている写真はホームレスの人本人のもので、いわゆるホームレス像とは異なる見かけの人たちが多いことにも気づくことができる。