くらし情報『「エコ」で「クール」なだけじゃない。 スイス発バッグブランド、フライターグが提唱するこれからの社会を良くする「3つの糸口」』

「エコ」で「クール」なだけじゃない。 スイス発バッグブランド、フライターグが提唱するこれからの社会を良くする「3つの糸口」

「アップサイクル」という言葉が世に定着する前から、捨てられる運命のトラックの幌(ほろ)を使い、デザイン性の高いスタイリッシュなメッセンジャーバックを一つひとつ手作りし続けてきたスイスのバッグブランド、フライターグ。世界中にファンが存在し、東京でも銀座と渋谷に2店舗展開する。今回、銀座の東京1号店が5周年記念ということで、創設者そして現役デザイナーであるフライターグ兄弟の兄、マーカス・フライターグが来日。Be inspired!が単独インタビューを行った。フライターグと日本文化の意外な類似性や、ブランドの哲学、今後の動向についてお話しを伺った。

目次

・フライターグの信念は「わびさびの心」。
・インスピレーションは「問題」。
・今後、全ての企業が目指さなければいけないところ。
・ポスト資本主義で生きて行く私たちへ


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(Photo by Reo Takahashi)

フライターグの信念は「わびさびの心」。

クリエイティブなビジネスに特化した、世界トップレベルのビジネススクール、ベルリンスクールで講義も行ったことがあるフライターグ兄弟。その講義で、ブランドの信念のひとつを、日本語の「わびさび」と挙げていた。
マーカスは日本は特別な場所だと言う。日本文化のいい所は、伝統を大切にしていることだと思います。そして、過去からの影響も受けつつ、未来へも目を向けている所。

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