週末のNY地下鉄で会える。たった2ドルで大人の悩みを解決する「11歳の少年チーロくん」
どんな人の悩みも子ども目線に立ったお遊び的なものではなく、本気のものだった。誰もが心から彼のアドバイスを欲しがっているようだ。(参照元:Konbini)
「カウンセリング誕生」のきっかけは「いじめ体験」
(Photo by emotionaladvicekid)
しかし、なぜチーロ君はここでセラピーを始めようと思ったのだろうか。それには彼の経験が関係する。現在小学校6年生になるチーロ君だが、実は彼は学校で“いじめ”に遭っていた。いじめのきっかけは些細なことによる仲間との意見のすれ違いであったが、チーロ君の心は深く傷ついた。だが、それと同時にいじめられないために人に合わせることは間違っているし、それを伝えなければならないと感じたそうだ。“学校には、自分と意見が違う友達をいじめの対象にする生徒がいたんだ。
でも、僕はそれに大きな疑問を持っていたよ。本当の自分を隠してまでみんなとうまくやることに何の意味があるのかってね”
(引用元:UPWORTHY)
このいじめを体験したことで、自分の他にも支えが必要な人がいて、彼らを助けなければならないのではないかということに気が付いたという。そして、人々が自分らしく生きるためのアドバイスができないか両親に相談したところ、このカウンセリングのアイデアが生まれた。