週末のNY地下鉄で会える。たった2ドルで大人の悩みを解決する「11歳の少年チーロくん」
チーロ君はカウンセリングを続け、多くの人と接する中で気づいたことがあるそうだ。“人間関係や自分の人生をどうやって生きるか迷っている人たちはたくさんいるんだ。でも、そんな人たちに僕が与えるアドバイスは最終的にはいつも同じだったんだ”“悩んでいる人たちは問題を複雑に考えすぎているんだよ。だから僕は“もっと問題をシンプルに捉えてみたら?”と声を掛けるんだ。そうすれば何が必要なのか、案外簡単に見つけだすことができる。簡単に答えが見えてくるんだ”
(引用元:ODDITYCENTRAL)
“シンプル”という言葉にドキッとするのは大人である証拠かもしれない。経験によって知識を得て、人を気遣うことを覚えてしまうあまり“シンプルに考える”ということが一番難しいことになっていく。「自分はどうしたいのか」という最も大切なことを忘れてしまうのだ。
さらにチーロ君は大人たちが変化を恐れていることを指摘する。カウンセラーに訪れる多くの大人たちが過去を振り返って「あの頃はよかった」と言うそうだ。“あなたがここに生まれてきた瞬間から、あなたはあなた自身を愛するべき義務があるんだよ”
(引用元:NEW YORK POST)