知らずに「魚」と「プラスチック」を食べ続ける愚かな人間たち。
特に自然環境に流出したマイクロビーズは動物プランクトンでも食べられるほど細かく、回収することが不可能で、これ以上出さないように規制する以外には手の施し用がない。(参照元:海ごみシンポジウム)私たち人間は、自分たちに便利な素材を開発しておいて、いらなくなったら「自分には関係がない」もののように捨て、最後には結局自らの体を汚染する。なんて愚かなのだろうか。
(Photo by Milada Vigerova)
なるべく食物連鎖の過程でプラスチック由来の有害物質が濃縮されるのを抑え、人体にプラスチックを入れずに済むようにするためには、小さなことだが歯磨き粉や洗顔料などの化粧品を買う際にマイクロビーズの入った製品を選ばないこと、そしてゴミを海や道端に捨てないことがまず重要だ。海でないところにゴミを捨てても、下水から川へ流れ着いたり、風で飛ばされたりして、結果的に海を汚染する可能性が大いにあることを忘れてはいけない。地球環境の改善は容易には実現できないが、気づかないうちに汚してしまった地球をこれ以上汚さないようにするには多大な努力が必要なのだ。
—————Text by Shiori KirigayaーBe inspired!
ジーニー役増田貴久とジャファー役橋本さとしがゲスト出演決定 喜びのコメントも