11杯目:スタバが次々と世界で「不買」される理由 #AdiosStarbucks #BoycottStarbucks|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会
(Photo by Ryan Carver)
その他にも世界的な大企業なのにもかかわらず、2013年の時点でフェアトレード(適正な価格を守り、労働者を搾取しない取引)のコーヒー豆をたったの8.4%しか使用していないことも、ボイコットの起きる原因になっています。また、通常のフェアトレードのように企業が農家と「適正な価格」での取引ができるよう働きかけるのではなく、スタバの場合は自らに都合のいい価格でコーヒー豆を販売する農園からコーヒー豆を購入しているだけのようです。(参照元:STARBUCKS GLOBAL RESPONSIBILITY REPORT, ORGANIC CONSUMERS ASSOCIATION)
最後に、スタバが「遺伝子組み換え」に賛成だと知っていましたか?日本では報道が少なかったようですが、アメリカのバーモント州の「遺伝子組み換え食品の表示を義務づける条例」を差し止める訴訟を遺伝子組み換え作物の種を開発・販売する大手バイオメーカーのモンサント社が起こしていて、スタバはその訴訟に参加していたのです。
したがって、スタバの食品にも遺伝子が組み替えられた材料が使われているかもしれません。