雪山を裸で登った“クレイジー先生”が体を張って生徒に伝えたかった大事なこと。
(参照元:Mashable)
なぜ彼らはこんなクレイジーな行動に出ようと思ったのだろうか。
「ティーンエイジャー」の「4人に1人」が精神的ストレスを抱えている
そんなギャップと面白さから、彼らは地元を中心に多くのメディアに取り上げられ、たくさんの注目を集めていった。だがこの活動は「ただ注目を浴びたいから」ではなく、実はきちんとした彼らなりの理由がある。多くの10代の子たちがうつ病や不安症など精神的なストレスを抱えている事実があるからだ。
オーストラリアではティーンエイジャーの6人に1人が不安症を抱え、16人に1人がうつ病を経験。そして4人に1人が精神的ストレスを抱えているという。こんな現実を目の当たりにし、中学教師である彼らは精神的な不安や悩みと闘っているティーンエイジャーのために何かできることはないかと考えた。そしてその結論が“パンツ一丁で真冬の雪山に登ること”だった。
リーダーのアンデルソンさんはその想いをこう語る。
こんな風にバカげたように見えることだって、一生懸命取り組めば、どんな不安も跳ね返すことができるし、乗り越えることができるんだ。