食材はゴミ!?〝Less is More〟なコペンハーゲンの未来すぎるレストランを取材してきた
だから食べ物のゴミを減らす活動をしているの
このレストランのポイントは5つ。非営利、ボランティア、日替わりメニュー、おかわり自由、持ち帰り自由。
おかわりも持ち帰りも自由。いっけん矛盾するように思うでしょう?でも、ゴミを出さないことは、消費しないこととは違う。消費しながらもゴミを減らせるサステナブルな道がある、と私たちは信じているの。その代わり、メニューはその日にならないとわからない。当日にならないと、どんな〝ゴミ〟が調達できるかわからないから、メニューを前もって決められないの。
もちろんこちらの一方的な都合だけど、お客さんとしてもリアリティがあって面白いでしょう
このレストランは2013年秋にオープンし、最初の1年半で3.5トンもの〝ゴミ〟を生き返らせたという。食事の中の〝ゴミ〟の割合は現在平均40%。この割合をあげようと日々挑戦中だという。また、ベジタリアンメニューも必ず毎日用意し、どんな人にも食事を楽しんでもらう工夫をしている。
「物質」ではなく、「物語」を消費して前進する
ここで一つの疑問が。