くらし情報『街の“差別的なアート”を根こそぎ削る。72歳のおばあちゃんが提案する「平和な社会の作り方」』

2017年4月24日 07:28

街の“差別的なアート”を根こそぎ削る。72歳のおばあちゃんが提案する「平和な社会の作り方」

そしてイルメラさんは、最後にこう語ってくれた。“「戦わない人は、負けたことになる」っていうことわざがドイツにあってね。これは本当よ。私にとってもね。挑戦しないってことは、何にも挑戦されなかったことになるの。まわりを説得させるのも必要だけれど、人は戦い続けなければいけない。そして年齢は関係なく、誰もがやりたいと思えば成し遂げることができる”

私たちが目指すべき「平和な社会の作り方」

日本では差別的なステッカーやグラフィティを見る機会は少ないが、イルメラさんは私たちに、自身の経験とともに平和な社会の作り方を教えてくれた。「憎しみを制するのは、憎しみではなく、笑顔」。
日常に潜む、どんな小さな差別でも見逃してはいけない。私たちにできることは例え小さなことであっても、皆が意識すれば差別が社会からなくなり、世の中がより良くなる日が来るのではないだろうか。

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Irmela Mensah-Schramm

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Text and photos by Ruka YamanoーBe inspired! 

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