くらし情報『「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。』

2017年5月12日 06:40

「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。

このノーマライゼーションの理念を掲げる「焼き立てのおいしいパンのお店」スワンベーカリーだ。現在、直営店4店、フランチャイズ店23店、合計27店が全国展開し、日本の障がい者雇用の新たな形を作った株式会社スワンの藤野さんに障がいを持つ人が働くこと、障がいを持つ人と共に働くことについて話を伺った。

width="100%"

Photo by スワンベーカリー

「クロネコヤマトの宅急便」でおなじみのヤマト運輸株式会社代表取締役、会長を経てヤマト福祉財団の理事長となった故・小倉昌男氏が設立した、株式会社スワン。当時、障がい者が働く共同作業所では月給が1万円にも満たないことを知り、自立するにはほど遠い現状に疑問を持った小倉氏。そこで、長年経営者として培ってきた経験を生かし、障がい者雇用に対する意識改革を図るため、障がい者による「作品つくり」ではなく、一般の消費者を対象として売れる「商品作り」を目指したセミナーを1996年から全国各地で開催した。この過程の中で障がい者に対して月給10万円以上を支払うことを実践する事業を開始することを決め、障がい者雇用の場を作り、障がい者の自立と社会参加を応援し、働く喜びと幸せを感じられる社会を実現するために設立したのがスワンベーカリーである。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.