くらし情報『「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。』

2017年5月12日 06:40

「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。

さらに、障がいを持つ人がスワンで働き、与えられたポジションをやりこなすことで責任感と自信が生まれ、自分で働いて得た給料で今まで出来なかった習い事に行ったり、特に女性は見た目を気にするようになり、大きな変化が現れるという。スワンではこれまでに350名以上の障がい者の、経済的に自立、仕事を通しての社会参加に貢献をしている。

完璧な人などいないのに、「障がい者」を差別する日本社会

電車の中やレストランで障がいのある人を見かけた時、無意識に目を逸らしてしまう人は少なくないはず。そこで、1つ思い出してみてほしい。あなたは幼い時、同じような状況の中で大人から「ああいう人をジロジロ見てはいけない」と言われた経験はないだろうか。そう、その幼い頃に刷り込まれたイメージこそが「障がい者=触れてはいけない」という社会のタブーを作り、無意識の差別を生んでいるのだ。しかし、グラナダのカフェやスワンベーカリーの関係者の人々が口を揃えて主張しているのは、「障がいがあること以外は私たちと同じ社会の一員である」ということ。そして、「できないこと」ではなく「できること」に目を向け、それを最大限に活かせるような環境を作りを重要視すること。

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