くらし情報『「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。』

2017年5月12日 06:40

「障がい者」という社会のタブーを超えて、人々に笑顔を与えるカフェ。

width="100%"

Photo by スワンベーカリー

従業員95名の内、知的障がい者34名、精神障がい者6名と約半数の従業員が障がい者であるが、健常者も障がい者も共に働く仲間として、お客様が喜んでいただけるような商品作り、接客をしていくことに重点を置いている。また、スワンで働く健常者は障がい者と働くにあたって特別な訓練などはしておらず、ほとんどの社員が入社して初めて障がい者と働くことを経験する。さらに、スワンは福祉施設ではなく、あくまで「焼き立てのおいしいパンのお店」であるということが前提。働いている障がい者は、それなりに就労出来る能力があり、指示されたことは理解ができる人たちであるため、障がい者の従業員を特別扱いすることなく同じ働く仲間として日々接しているそうだ。「障がいがある人と働く」ということに関して、生産性が落ちることは避けられない。しかし、「障がい者を雇う=何から何まで面倒を見なければいけない」という一般的なイメージとは異なり、出来ない部分を健常者が少しだけフォローをしてあげれば普通に働ける障がい者はたくさんいるというのが事実。また、障がいを持つ従業員のフォローをすることも、健常者である社員の仕事の一つだと話している。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.