政治に年齢は関係ない。自分のため、未来の世代のため立ち上がった「インドの9歳の少女」が知った悲しい事実
今だに人口が増加し続けており、2022年までには中国を抜いて世界1位の人口になるとも言われ、人口問題も取り沙汰されているインド。だがそれだけではなく、大気汚染、廃棄物問題などの深刻な環境問題も抱えている。そんなインドの環境問題を解決しようとインド政府に立ち向かった9歳のインド人少女がいるという。
Photo by paradeep lawrance
「年間110万人」もの大気汚染による死者が出る国
その少女とは、Ridhima Pandey(リディマ・パンディ)。彼女はインド政府に対して温室効果ガスの排出などによる大気汚染の問題の改善を求めると同時に彼らが今までそれらの義務を怠ってきていると訴えた。(参照元:MashableAsia)インドの大気汚染による年間の死亡者数は「110万人」にも上るとされ、ここ4半世紀でのインドの大気汚染は急速に悪化している。彼女はこのような最悪の状況の中、環境問題に対して何もしていないインド政府に対し何らかのアクションを求めると同時にこのままでは今、私たちの生きる時代だけでなく、未来の世代にまで悪影響を及ぼすと訴えかけたのだ。インドの子どもたちは今、気候変動の問題やその影響に関して大きな恐怖を抱いており、インド政府に対してただ自分たちも義務を果たして欲しいということを多くの人たちが思っているという。