2017年5月15日 08:29
政治に年齢は関係ない。自分のため、未来の世代のため立ち上がった「インドの9歳の少女」が知った悲しい事実
これらの切実な訴えがインドの環境問題の深刻さを如実に表していると言える。
「子ども」が「未来の世代」を考える時代。
今回のような子どもが訴訟を起こすことはもう驚くべきことではないのかもしれない。というのも、実際にアメリカでは9歳~20歳の若者からなる21人の団体がアメリカ政府とエネルギー会社に対して地球温暖化への対策が十分になされていないため自分たちの生活、自由、財産などの憲法上の権利が侵害されているという訴えを起こしたというニュースもある。こうした環境問題に関する訴えはまだ数こそ多くないものの、アメリカ、ドイツ、ニュージーランドなど世界各国で起こっており、実際に勝利を収めた事例もあるのだ。(参照元:MashableAsia)このように世界では環境汚染によって自分たちはきれいな空気を吸えていない、自然を味わえないといった基本的な権利を訴えたり、自分たちの世代だけでなく未来の世代にまでも目を向け、環境問題の対策、改善を政府に求めるといったアクションが見られる。近い将来このようなことが日常茶飯事的に行われる日も近いのかもしれない。
Photo by Richard Shaw
環境問題を含め世界では将来に向け様々な問題があり、その解決に向け日々議論されている。