「日本人男性は生真面目で草食」。自分の性格に関係なく、アメリカで決めつけられてしまう日本人の姿。アメリカで“日本人“として生きることとは。VOL.2
VOL.1に引き続き、今回Be inspired!はアメリカで育った“日本人”*1の若者に「アメリカで“日本人”として生きることとは」について話を伺った。日本では義務教育で英語を勉強するし、映画や音楽、食などの文化面でも多大な影響を受けていると言えるだろう。しかし、アメリカは日本をどう見ているのか?アメリカで“日本人”として生きるとはどういうことなのか?今記事は4人のインタビューを受けてくれた人のうちの残りの二人のストーリー。(*1)彼らのアイデンティティが日本人でも、アメリカ人でも今回は容姿的観点からアメリカ社会で「日本人」として見られたことがあるのを考慮してインタビューを行った。そのため、本人のアイデンティティとは関係なく、文章内では“日本人”と表記する。
溝口香純【25歳】
ーどれくらいアメリカに住んでいましたか?アメリカのどこですか?ニューヨークに1〜5歳、カリフォルニアに10〜15歳で合計10年弱いました。ーアメリカの好きなところはどこですか?人、多様性、音楽と芸術カルチャー。ーアメリカの嫌いなところはどこですか?人種・政治周りの緊張、たまに行き過ぎる個人主義。
ーアメリカで“日本人”でいていいことは?外国人として見られないこと、言葉が通じる限り「日本人」