くらし情報『忙しい毎日を送る日本人へ。「生きる」とか「幸せ」とか考える余裕をくれる映画を撮った監督が伝えたいこと。』

忙しい毎日を送る日本人へ。「生きる」とか「幸せ」とか考える余裕をくれる映画を撮った監督が伝えたいこと。

「見た人の心が温かくなってほしい」。彼が映画に込める思い

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Photo by Dorje Film

この映画がどこまでできているか分からないけど、やっぱり映画を見た人がどこか楽になってもらいたいなっていうのはある。見終わったあとに、心がちょっと温かくなれるような。そう長谷井は自身の作品へのこだわり、映画に対する思いについて話した。今僕たちが暮らしてる社会って「自分の居場所」がなかなか見えづらいし、見失ってしまいがち。そんな社会の中で、主人公のブランカは社会に「大事なもの」があることを見つけ、貧しい状況でも、たくましく乗り切っていく。彼女の姿を目の当たりにして、何かみんなに勇気を感じてほしい。そういう感じで映画が広がってくれると嬉しい。
「大人になって行くうちに忘れてしまった感情」や、「先進国で生きることで忘れてしまった感覚」をこの映画で思い出させてくれる。先進国である日本で育った人に響く、彼の熱いメッセージが込められているのだ。また、自身のスラムでの人間関係を通して先進国に暮らすことで忘れてしまいがちな感情や感覚といったところを表現できたことも大きいという。いろんな人間関係があっていろんな人に助けられながら、ほとんど助けられながらいろんなものを経験させてもらってきた中で、自分が思っていたことをシンプルで小さな映画だけど表現できた。

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