「妊婦マークがあるなら生理痛マークもあればいいのに」。26歳の私が電車で感じた「隠れ弱者」の気持ち。
誰もが例外なく、体調を崩したり、病気や怪我をするということを。そしてその人たちは一見わかりづらいからこそ、いつでもどこにでも居る可能性があるということを。確かな解決策は無いが、ほんの少しそれを頭の片隅で意識しているだけで、見落としがちなものに気がつける機会が増えるのではないだろうか。
おまけ
最後に知っておきたい福祉マークを紹介したい。
1.マタニティマーク
Photo by 東京都福祉保健局
義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、または妊娠初期の人など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることができるマーク。
3.ハート・プラスマーク
Photo by 一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもある。
BENIKO HASHIMOTO(橋本 紅子)
神奈川県出身。音楽大学卒業後、アパレル販売をしながらシンガーソングライターとして活動を続ける。2015年5月に結成されたSEALDs(=自由と民主主義のための学生緊急行動)