“過去の栄光”にすがりつく大企業に革新は起こせない。「成功の概念」が変わる今、最も必要なスキルとは。
そんなときは、「コーヒー飲みますか?」と聞いたり、相談にのったりしています。かなり開放感のある場所なので、話しかけやすい環境になっているんです。
TECH LAB PAAKのコミュニティマネージャー岩本亜弓さん
いまだ日本ではオープンイノベーションの成功事例が少ないが、それゆえに伸びしろがある。最近では、大企業とスタートアップとのコラボなど、新しい可能性を広げているのだ。日々スタートアップに関わっているお2人に、オープンイノベーションのポイントを伺った。岩本:“多様性を受け入れる姿勢”が一番大切だと思っています。①まずは新しいものや自分と違う考えのものをキャッチする心の敏感さや余裕(受け止める)②次にそれを拒否したりすぐに否定せずに受け入れて客観的に見つめて、自分ごと化すること(育む)③最後にそれを他に活かしたり他につなげたりできること(生み出す)。これを繰り返すことで、自分にも自信がつき、どんどん幅が広がっていくと思います。
三浦:岩本さんがいるリクルート社は、安定志向の人が少なく、新しいことを受け入れたり、今までに無いことに挑戦したりする起業家志向が会社の文化として根付いているのではと思います。