くらし情報『「好きなことをフルタイムの仕事にすることが幸せ」という“現代人の幻想”を壊す23歳のシェフ。』

2017年10月13日 09:06

「好きなことをフルタイムの仕事にすることが幸せ」という“現代人の幻想”を壊す23歳のシェフ。

それが職業である必要はないし、それだけをやる必要もない」「ぼくたちのジェネレーションもそれ以外の人も、そういう形を目指していくべきだと思う。フルタイムでやっている大好きな何かで成功する、っていう幻想じゃなくてね」

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しかも、フルタイムこそ本物の評価、と考えがちなのも、他者(社会)に認識されてはじめて意味がある、という概念があるからではないか。たとえば「ぼくはミュージシャンやってます」という人がバイトをしていたら「いや、それって本職じゃないじゃん(≒ミュージシャンじゃないじゃん)」という見方を無意識にしていたり。そこには「strongフルタイムの仕事にしてこそ初めて本物/strong」という考えがあり、それが「strong好きなことをフルタイムで仕事にしないと幸せになれない/strong」に繋がってしまうのではないか。「好きなことをやる」ことに意味を見出すからこそ、それを実現するためには、固定概念から脱けだして「自分にあったやり方(働き方)をカスタマイズしていくこと」が必要で、だからこそ一つのやり方に固執するのはナンセンスだ。そう考えれば、働き方というのは千差万別、あらゆるやり様と可能性に満ちているんじゃないか。ジョナ氏の一見ネガティブな発言は視野を広げてくれるポジティブな気づきだ。まさに三者三様、「世界に一つしかない仕事」をする人の頭の中を紐解くイベントとなった初回のパブリックインタビュースタジオ。この世界に一つしかない仕事、もっと言うと「世界に一つしかない仕事の仕方」というのは、「好きなことをフルタイム(の仕事)にすれば幸せ」という考えから少しだけ自分を解放すれば誰にでもできることだ。
働き方を模索する2時間、参加してくれた一人ひとりに驚きと発見があればうれしい。今回のイベントや、ゲストスピーカーの働き方についてなど意見があれば、フェイスブックのポストにコメントをしたり、コメントを添えてリツイートするなど、あなたの意見をぜひBiに教えて欲しい。現在、HEAPSは第二回目の『MEET HEAPS』を企画中。次回はどんなテーマで、誰に会い、どんな発見があるのだろうか。次回の『MEET HEAPS』もお楽しみに!br /br /centerimg src="http://beinspiredglobal.com/wp-content/uploads/2017/10/PIS後パブ_171012_0005.jpg" alt= width=“100%" class="size-full wp-image-2825" />全員集合!ありがとうございました!All photos by Takahisa YamashitaText by Be inspired!Transcribed by Kasumi Mizoguchi
映像で振り返るMEET HEAPS Vol.1
▶︎ジョナ、食材探しの旅。

Video by Reiko KatayamaMEET HEAPSVol.1〜Social Dining~ Food Exploring with Jonah Reider

▶︎イベントダイジェストはこちら〜。

Video by Kohichi Ogasahara & Yurie YanoMEET HEAPS Vol.1〜Social Dining & Public Interview Studio〜

▶︎《番外編》アメリカでのジョナのお仕事の様子!(イケアのカタログに登場してます)

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