背が高い、足が長い、細い。典型的なモデルしか使わない下着ブランド ヴィクシーに抗議したファッションショー
November 29, 2017
同ショーでは、これまでモデルのほとんどが白人であることが問題視されてきたが、近年では改善を見せ、昨年のショーでは起用したモデルの半数が黒人、もしくはアジア系やラティーノだった。しかし、写真からもわかるとおり人種こそ広がりを見せ始めたものの、「エンジェル」たちはみな背が高く、足が長く、XSサイズの典型的なモデル体型ばかり。世界的な有名ブランドのショーゆえ、若い世代に与える影響は大きいが、起用されるモデルはとても「リアルな女性像」とはいえない。そこで、スカフィディ姉妹は、自分たちを含め、身近な女性21人をモデルとして起用したアンチ・ヴィクトリアズシークレット・ショーを企画。モデルたちは、自身の家族や、友人からの紹介、SNSの告知から募ったが、プロデューサーのDomenik Cucinoba(ドミニク・クチノバ)さんの協力を経て、アメリカのニュージャージー州で開かれたショーは、本物さながらだ。
※動画が見られない方はこちら
魅力的にランウェイを歩くモデルたちの多様性は、身長や体型だけにとどまらない。ガンや拒食症を克服した人、障害を持つ人、いじめから立ち直った人など、スカフィディ姉妹が選出したモデルたちは、人生経験もさまざまだ。 BGMに乗せてセンターでポーズを決める姿は、まさしくそれぞれの「エンジェル」の魅力に満ちている。
野村周平&塩野瑛久W主演! 話題のFODオリジナルドラマが地上波放送