#013 “環境にいいゴミ作り”はやめよう。オーガニックコットンを使う前に服を作る人が知るべき、もう一つの手段 | ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方
それぞれ、好き嫌いがそこに存在するからだ。ビジネスとしての僕らのようなモノ売りには、そこが限界だと言ってもいい。でも、みんなが必要なものは、存在する。「雨に濡れたくない」「自分のニオイが気になる」「色が落ちて困る」そんな、根本的な悩みや、ストレスは結構なヒトたちが持っているはずだ。それは、今あるものをハッキングするコトで、解決できるかも知れない。そんな気持ちがどんどん強くなっていった。
「無駄なモノ、作ってない?」と自問自答しなくなったら終わり。
アメリカのヴィンテージウェア。
特にワークウェアやミリタリーウェアは何のために作られたのだろう?と考えてみると、ファッション消費のために作られたわけではない。例えばワークウェア。LEVI’Sのジーンズはなぜ作られたのか?例えばミリタリーウェア。M-65はなぜ作られたのか?以前記事で詳しいことは書かかせてもらったけど、そこにはヒトが「ストレス」を感じる部分を衣類で解決しようとした工夫がある。そこには解決すべき問題があり、応えるべきニーズがあったのだ。必要だから作り続けられてきた。それがモノとしての本質だと、僕は思うのです。だから、長い間作られ続け、流通し、人の手にわたり、長い年月をかけて、古着(ヴィンテージ)