#013 “環境にいいゴミ作り”はやめよう。オーガニックコットンを使う前に服を作る人が知るべき、もう一つの手段 | ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方
として僕らの手元にまで残る。だから、古いものにも値段がつく。LEVI’Sの501®なんて、1890年誕生。もう130年近く作られてるんだぜ?服のそもそもは、カラダを保護したり、寒さ暑さから身を守るために生まれたはずだ。今の服はその「必要」な要素を果たしているだろうか?という意味で、僕らはファッションの外側にいる。(ただ、絶対に時代性というものがあるので、その部分だけ間違えないようにしているけれど)少なくとも僕らは「リーバイスの501®」のような製品を作りたい。そこに挑戦している。ワンシーズンだけ着て捨てるようなモノづくりはまっぴらごめんだ。
「無駄なモノ、作ってない?」これは毎回、自らに問いかける、重要な質問だ。僕らの時代はアメリカのヴィンテージウェア=1940年代〜1970年代に作られた服がそう言われていたけれど、どうやら今は90年代のモノもヴィンテージというらしい。こっから2000年代の古着がヴィンテージと呼ばれるようになるのか?「ニンゲン中心」ではなく、「マーケティング中心」に作られたZARA、H&M、UNIQLO、GAPの服が「ヴィンテージ」と呼ばれるようになるのか?ちょっと、想像ができないよね。