「人にとって『幸福』とは何なのか?」を問う気鋭の27歳の監督の映画も初公開されるEUフィルムフェス
同作では、はちゃめちゃな性格の彼女が自身の悪いところを変えようと奮闘しながら「真の自分」を見つけるまでの、友情と愛のストーリーがコメディタッチで描かれる。2017年にはアイルランド・アカデミー賞作品賞を受賞し、LGBTQをテーマとするレインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも上映された。
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(原題:Swagger/監督:オリヴィエ・バビネ/2016年/フランス/ 84分)
オーストリア:『世界でいちばんの幸せ』
ヘロイン中毒の母親と暮らすいう、一見「不幸な家庭環境」にいた7歳の少年アドリアン。だがそこには冒険が溢れていて、献身的に愛情を注いでくれる母親との生活はとても幸せだった。また母親もヘロインを使い続けてしまうものの、いい母親であれるよう努力していた。
しかしある日警察が彼らのところにやってきて、ソーシャルワーカーに母親のヘロイン中毒を知られてしまう…。人にとって「幸福」とは何なのかを考えさせられる同作は、1991年生まれの監督が実体験をもとに撮った長編デビュー作で、日本での公開は今回が初となる。
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