くらし情報『「個人が持つ倫理観は組織になっても失うべきものではない」。化粧品メーカーの世界を変えるシンプルな信念|LUSHの『手前味噌ではございますが』』

「個人が持つ倫理観は組織になっても失うべきものではない」。化粧品メーカーの世界を変えるシンプルな信念|LUSHの『手前味噌ではございますが』

日本には400万社以上の企業が存在する。そこには、さまざまな思いを抱えながら日々働いている何千万人もの人がいる。そんな莫大な数の企業のなかから、「社会にいい影響を与える企業」に焦点を当て、個人のストーリーを通して、その企業のありかたに迫る新シリーズ『手前味噌ではございますが』。このシリーズでは、そこで働く人が思わず「手前味噌ではございますが…」と、心の底から情熱を持って話せるような企業のみを紹介していく。一個人として社会にどう貢献できるのか、どう消費をするべきなのか(どんな企業をサポートするのか)、どう働くか、そしてどう生きるか。もしかしたらそんな普遍的な質問への答えのヒントとなるかもしれない。第一回目は、カラフルさと華やかな香りで知られているUK発の化粧品・バス用品メーカー『LUSH(ラッシュ)』の日本法人、株式会社ラッシュジャパンで働く山下夏子(やました なつこ)氏に話をうかがった。夏子さんのストーリーを通して、LUSHという企業を知る。

目次

・掲げた理念を体現する人たちが集まる場所
・シンプルだけど大切な、LUSHの軸となるもの


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山下夏子さん

掲げた理念を体現する人たちが集まる場所

大学時代から「社会をもっといい場所にしたい」という思いを抱いていたという夏子さんは、法学部で国際政治や国際法を学んでいた。

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