くらし情報『12人の活動家・アーティスト・キュレーターと共にGapが発信する環境にも人にも“Good”なアイデア』

12人の活動家・アーティスト・キュレーターと共にGapが発信する環境にも人にも“Good”なアイデア

環境にも人にもいいプロダクトとは

また、Gapは先ほど紹介した新たなコンセプトにとどまることなく、環境や人に優しい取り組みを実践している。称して“Gap for Good”というらしい。当ブランドのアイコンともいえるデニムの加工過程では、地球環境に配慮して水の使用量を20%抑え、なおかつ、柔らかく体に合わせてフィットする心地よい生地に仕上げる洗い加工技術「Washwell(ウォッシュウェル)」を導入している。さらにベター・コットン(*2)という、人の健康や地球環境、生産者の労働環境に配慮した生産方法で作られたコットンを使っていく動きがあるなど、地球環境や、消費者、生産者の健康面においてより持続可能性の高い製品づくりに向けて当ブランドは動いている。2021年までにはGapのプロダクトすべてに使われるコットンをベター・コットンにする目標を掲げているなど、持続可能性を追い続ける動きは止まらない。(*2)ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)という、人の健康や地球環境、生産者の労働環境を配慮してコットンの生産をしていくことを推進しているプログラムのもと、一定の基準を満たしたコットンのこと
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チェラ・マン:アーティスト&トランスジェンダー活動家

“Good”の連鎖

世界的カジュアルファッションブランドGapがこのような動きを見せているのは、ファッション産業だけではなく、その枠を超えて、人々がさまざまな分野において倫理的な考え方や持続可能性に対する意識をもつことを大きく広げるきっかけになるのではないだろうか。

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