2011年6月27日 13:07
アジア最大の短編映画祭が閉幕 グランプリはドイツ・スイス合作
部門の特別製作作品で、Supeflyの「Ah」にインスパイアされた『皆既日食の午後に』が上映されたが、司会の冨永愛が感動で言葉をつまらせる一幕も。キャストの濱田くんは、ギプスをつけた役柄の苦労を吐露。南沢さんは、少し荒れ気味の女の子を演じたが「家で(セリフの荒っぽい言葉を)ブツブツ言ってたら、21歳で反抗期が始まったのかと家族に心配されました」と明かし会場は笑いに包まれた。
「ストップ!温暖化」部門では、片岡翔監督の『シロクマ』がJ-WAVEアワードと優秀賞(環境大臣賞)をW受賞の快挙。審査員を務めた石原良純は「温暖化が映画祭のテーマになるということは憂うべきことでもあり、考えさせられた」と語り、受賞作については「夏は暑いもの、という簡単なメッセージを思い出させてくれた」と称賛を贈った。
「3D」部門では、コロンビア人のサンチアゴ・カイセド監督による『ウユユイ』が優秀賞を受賞した。審査員の押井守からはCG作品の現状について「国内と海外の間には落差があり、残念ながらまだ日本の作品は海外におよばない。2〜3歩差があると感じた」と厳しい総評が加えられた。
そしていよいよ「コンペティション」部門の発表。