くらし情報『メリル・ストリープ、サッチャー元首相役で「親の世代について学ぶ機会をもらった」』

メリル・ストリープ、サッチャー元首相役で「親の世代について学ぶ機会をもらった」

と分析した。

これまでにも実在の人物を演じたことはあったが、現在も存命している人物を演じるのは初めてということで「それだけ責任が加わりました」とメリル。「より正確に真実に近づけて、想像の部分も含めてなるべく事実と近いものを作っていくことを心がけました。その中で映画を観る人が彼女と自分を重ね合せて見ることができればと思っています。決してひとりの人間の“成功”を描いた伝記ではなく、“日常”を描いた作品だと思いますし、この映画を通じて自分自身や親の世代について学ぶユニークな機会をもらったと思います」としみじみと語った。

本作はメリルの主演女優賞に加え、メイクアップ賞も受賞しているが、メイクチームのメンバーのひとり、J・ロイ・ヘランドは37年間にわたってメリルと一緒に仕事をしてきた人物。「彼とは私がニューヨークのリンカーンセンターで芝居を始めたときからの付き合い」(メリル)ということだが、今回、自身が演じる老年のサッチャーのメイクを初めて施されたときの印象について尋ねられると「見知った人がいるな、という感じでした。父のことを思い出しましたね。
父とサッチャーをミックスしたような人がいるなという印象でした」

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