シネマカフェ的海外ドラマvol.228 “愛され女子”になる方法って? 第1回
は熱心な視聴者に支えられてきた長寿ドラマ。長いシリーズですから、恋愛パターンもいろいろです。
とは言え、誰かを好きになるばかりでは片思いだらけの青春ドラマになってしまいますが、もちろんそうではないのがブルックとペイトンが持つ女子力の成せるワザ。「美少女だから」と言ってしまえばそれまでですが、容易には理解できない、けれども本音むき出しな“女子っぷり”に魅力が詰まっています。乱暴に分類すれば、ブルックがズケズケと物を言う直球キャラで、ペイトンが明るさの裏に孤独を秘めた複雑キャラと言えますが、時にはブルックが自分の直球さに嫌気が差して落ち込んだり、時にはペイトンが単純な間違いを犯してしまったり…。青春女子の複雑さ、狡猾さ、そして素直さが丁寧に描かれていくからこそ、彼女たちには「欠点も含めて君が好き」と言ってくれる存在がしばしば登場します。また、“青春女子”らしく、自分のやりたいことや夢には一生懸命なところも好感度大。シーズンを重ね、彼女たちが年齢を重ねるにつれ、人生を模索する姿に輝きが増していくのも女子としての注目ポイントです。
ちなみに、ブルック役のソフィア・ブッシュが「One Tree Hill/ワン・トゥリー・ヒル」