チャニング・テイタム×ジェイミー・ベルインタビュー 次代を担う2人の男同士の絆
では、実際の2人の関係は?
「ジェイミーとのシーンでは、心を開かずにはいられない感情の繋がりを感じたよ。ジェイミーが生涯の友となったのは確かだね。僕らが演じたキャラクターは、2人とも行く先を見失い、心の傷と孤独を抱えている。一生夢見てきたものが突然奪われたとき、人は何を支えに前に進んで行けばいいのか?運命に導かれ、その答えを探す旅に出たマーカスとエスカは、旅路を通して立ち直るための癒しを与え合うことになる。そして2人は名誉や友情、信頼について学ぶんだ」(チャニング)
「マーカス役がチャニングだと聞いて、彼とのコンビなら何かダイナミックでユニークなものを生み出せると思った。役柄に対する理解の深さも去ることながら、2週間にわたるリハーサルを通して徐々に彼がキャラクターに息吹を吹き込んでいく様は、見ていて本当にワクワクするものだったよ。それに、2人ともダンス畑出身だという共通点は僕たちを結びつけた。チャニングは元々実践派の役者だから、危険なアクションほど勇んでやりたがっていたよ。
そうやってキャラクターが置かれた状況や感情の道筋について理解を深めていったんだろうね。お陰で代役を務めるはずのスタントマンは、やる事がなくて困っていたね(笑)」