シネマカフェ的海外ドラマvol.231 “愛され女子”になる方法って? 最終回
立ち直ろうと頑張るもののちょっと方向がズレているジェスと、そんな彼女を元気づけようとする男たち。…といったように、ジェスを取り巻く男たちの姿はまさに邦題のサブタイトルにある“三銃士”で、彼らとジェスの今後が気になるところです。
また、これは演じるズーイー本人の魅力によるところが大きい気もしますが、ジェスという女の子はとにかくキュート。フラれてボロボロになってもキュート、フラれ女子としてイタイ行動に出てもキュート、そのイタイ行動でルームメイトたちを振り回してもキュート、何をやってもキュート…。現実問題として、ズーイー・デシャネルの魅力はズーイーにしかないものですから、彼女のキュートさを見習って自分のものにするのはなかなか高度なテクを要しそうではありますが、“フラれてしまってもめげずに頑張る”という行動は愛され女子になる方法の近道ではあるのかも。「めげずに自分なりの方法で頑張る→けれども頑張りきれずに隙を見せてしまう→その隙が放っておけない魅力として男子の目に映る」という構図が、“隙あり”天然女子のジェスと男たちの間に成立しているのではないでしょうか。ちなみに、ズーイー自身はドラマ開始後の昨年11月に「デス・キャブ・フォー・キューティー」