クロエ・G・モレッツ インタビュー「自分が変化して成長したのを感じる」瞬間
に自分の爪をラインストーンで綺麗にしたところを見せるシーンがあるけど、それは母が娼婦という厳しい環境にある中でも、普通の女の子としてのちょっとした喜びを見つけることができるということ。そんなところに共感できたわ」。
ある連続殺人事件のミステリーを軸に、荒廃しきった土地から醸しだされる不穏な空気が緊張感を誘うが、その役柄とは裏腹に、実際の役作りや撮影現場の様子をふり返る彼女の表情はとっても楽しげだ。
「私は南部で育ってはいないのだけど、家族が南部出身で、叔父さんや叔母さんがいまもジョージアに住んでいて南部独特のアクセントがあるから、彼らと話すことで楽にアクセントを学ぶことができたわ。ルイジアナでの撮影では、作品の内容がすごく暗いから現場ではとにかく楽しくやろうという雰囲気があったの。ちょっとした笑いや喜びを見つけたり、小さなことで笑ったりジョークを言ったりして。なんとかしてダークな雰囲気を払拭しようという雰囲気だった。特にジェフリーが面白くて、その低い声がヨギベア(アメリカの国民的人気キャラクター)に似ていて面白かったし、サムのオーストラリア独特のアクセントをからかってみんなで笑ったりして、本当に楽しい現場だったわ」。