クロエ・G・モレッツ インタビュー「自分が変化して成長したのを感じる」瞬間
『(500)日のサマー』の兄に冷静な恋のレクチャーをするレイチェルや、『グレッグのダメ日記』の中学生・アンジーなど、どこか同年齢の子供たちから一歩離れた達観した役どころが似合うクロエだが、事情は異なれど、本作で演じたアンも然り。
「アンはほかの普通の子供よりも責任感のある落ち着いた大人になると思う。彼女は酷い環境にいて、普通になりたいと思って育ってきた子供。だからこそ、なりたくない姿を分かっている。人を差別する目で見たりしない、たくさんの可能性を秘めた良い大人になるはず」。アンの“その後”の成長をこう分析するクロエだが、では自身の変化、成長についてはどう感じているのだろうか?
「毎回、自分が出た映画を見直すたびに、自分にどういう変化が起こったかを気づくことがあるの。プレミアのたびに自分に変化を感じていて、今回『ヒューゴの不思議な発明』(公開中)と『ダーク・シャドウ』(5月19日公開)の間にも、自分がいかに変化して成長したかを感じた。自分の出演した作品を観ていると、まるで自分の演技のドキュメンタリーを観ているようで、学ぶことが多いわ」。
本人が挙げた2作のほかにも、傑作ホラーのリメイクのヒロインに抜擢された『キャリー』(原題)