くらし情報『松田龍平、原田芳雄との思い出を述懐「親父に近いものを感じてた」』

2012年6月25日 11:56

松田龍平、原田芳雄との思い出を述懐「親父に近いものを感じてた」

当時は若かったこともあり、あまり周囲の共演陣と言葉を交わすこともなかったそうで「(弟役の)瑛太が出てくるところで、憎しみ合う役なんですが、アイツとは年が近いので、一緒のときはホッとしましたね」と明かした。

そんな中で松田さんは、亡き父・松田優作の盟友でもあった原田さんから誕生日プレゼントをもらったとか。「『車やるよ』って言われて『マジで?』と思ったら赤いフェラーリの模型でした(笑)。いまも持ってますよ」とニヤリ。「どこかで親父に近いものを感じてました。その頃は特に一緒に仕事する方から親父に近いものを感じたかったんですが、その中でも芳雄さんは特別でした」と当時を思い返した。

監督は「芳雄さんは現場に木刀を持ってやって来ました。僕も負けちゃいけないと次の日から木刀を持っていき、それ以来、現場に木刀を持っていくようになりました」とエピソードを明かす。
監督という立場から「アウトローの芳雄さんが見たくて、現場でも口をきかずケンカ態勢でやった映画です。かなり芳雄さんを追い込んだつもりで終わった後に『勝てた』と思ってたけど、芳雄さんがインタビューで『俺はまた一から始めないと』と言ってたのを見て『負けたんじゃないか。

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