「原田芳雄」について知りたいことや今話題の「原田芳雄」についての記事をチェック! (1/7)
俳優の原田龍二の妻・愛さんが6日に自身のアメブロを更新。カジュアル衣料品店『GU(ジーユー)』で買い替えた品を紹介した。この日、愛さんは「新しいパジャマ」と題したブログを更新。「最近厚手のパジャマを着て寝ると汗をかくように」なったと明かし「薄手のパジャマに買い替えました」と報告した。続けて、ハートマーク柄のパジャマの写真を公開し「SALE品ではなかったけれど GUで」「可愛くて購入」と説明。「色は三色ありましたが娘の言うことを聞いて紺に」「白に赤いハートを手にしていたら そっちじゃないだろとつっこまれました」とつづった。また、ハートマーク柄が大好きだと明かし「嬉しいお買い物になりました」とコメント。「SALE品以外を買うのはなんだか損した気に」と述べつつ「やっぱり薄手のパジャマで気持ちよく眠れました」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月07日俳優の原田龍二の妻・愛さんが3日に自身のアメブロを更新。小学4年生の頃から急激に悪くなった娘の視力についてつづった。この日、愛さんは「私はどちらかというと目が良い方なんです けれど娘の目は原田パパに似たのか視力が悪くて普段はコンタクトをしてます」と現状を説明。「娘の視力は小学4年生から急激にわるくなりました」と明かし「ブルーライトのせいかどうか何のせいかはわかりませんが」「可哀想だなぁと思います」とコメントした。続けて、娘のメガネの交換のためにショッピングセンターを訪れたといい「ショッピングセンターは混んでいますがメガネショップはそれ程待たなくて良かった」とつづり、ブログを締めくくった。
2025年01月05日フジテレビアナウンサーの原田葵が30日、インスタグラムを更新。【画像】「すべて宝物」フジ・原田葵、めざまし卒業の三宅アナとの笑顔2Sが話題!全日本フィギュアスケート選手権の現場から選手たちを応援し、取材した経験について振り返った。「選手の素敵な姿を間近で見て、直接声を聞けた貴重な時間でした」と語り、選手たちの思いがしっかりとファンに届いていることを願った。2024年は多方面で活躍した原田アナだが、来年も新たな挑戦で視聴者を魅了してくれそうだ。 この投稿をInstagramで見る 原田 葵 / フジテレビアナウンサー(@harada_aoi_)がシェアした投稿 投稿には「キャスターお疲れ様でした」「今年もいろんなことに挑戦していて素敵」「忙しい中でも体調を崩さないように」と、労いと応援の声が続々と寄せられた。
2024年12月30日俳優の原田龍二の妻・愛さんが18日に自身のアメブロを更新。山盛りになった会員制倉庫型スーパー『コストコ』の購入品を紹介した。この日、愛さんは『コストコ』を訪れたことを報告し「いつもそんな買うものないかな~?なんて出かけて山盛りてんこ盛りになっています」と購入品を写真で公開。「今日は年会費も払い出費が」と述べつつ「大好きなコストコやめられません」とコメントした。続けて「年末に向けて激混みになると思いますが今日も平日にしてはかなりの混み具合でした」と店内の様子を説明。「お友達と買ってしまった」「ひざ掛け」と購入品を紹介し「2千円」「安いでしょ 肌触りも最高」と述べ「このシリーズあるとついつい手が出てしまうのです。コストコで買うとお安いのでおススメです」とつづった。また、ドイツ・シュニール織のブランド『フェイラー(FEILER)』の品を義母へのプレゼントに購入したことを明かし「ドイツのFEILERからのデザインだそうで日本のFEILERにはないものだとか」と説明。「可愛い柄が色々あって迷いましたがエッフェル塔の柄にしました」と写真とともに報告し、ブログを締めくくった。
2024年12月19日俳優として数々の話題作に出演するかたわら、歌手としても活躍を続ける原田知世。11月に発売したミニ・アルバム『カリン』の発売を記念した「『カリン』リリース記念 原田知世 Special Live」が、12月17日に東京・恵比寿The Garden Hallにて開催された。ホットスタッフプロモーションのライブ・シリーズ『L’ULTIMO BACIO Anno 24』の一環で行われた今回のコンサート。チケットは即日ソールドアウトとなった。暗転後、伊藤ゴローをはじめとするバンドメンバーが登場し演奏がスタート。ほどなくしてピンクベージュのセットアップに身を包んだ原田知世が姿を見せ、満員の場内に温かな拍手が響いた。1曲目は新作『カリン』から、藤原さくらが作詞で参加した「朝に」。朝のアンニュイな雰囲気を湛えたナンバーを原田はしっとりと歌い、一気に観客を惹き込んだ。続いて演奏されたのは「雨音を聴きながら」と「「燃える太陽を抱いて」。いずれも1997年発表のアルバム『I could be free』に収録された隠れた名曲で、後者は今回ライヴで初めて披露する曲だという。オリジナルはトーレ・ヨハンソンのプロデュースによるスウェディッシュポップ・サウンドだったが、伊藤ゴローがライブ用にアレンジし、現在の原田知世に合う大人っぽいサウンドに仕上げていた。(c)三浦憲治「今年は6月にツアーを行ったので、もうライブはできないと思っていたので、今日は味わいながら歌っていきたい」、「冬の恵比寿のイルミネーションが好きで、コンサートが終わったあとみなさんがいい気持ちで帰ってもらえるよう、こだわって選曲しました」というMCのあと、2014年のアルバム『noon moon』収録曲「うたかたの恋」、「My Dear」を披露。そして、「ロマンティックなラブソングを書いていただきました」という曲紹介に続けて、新作『カリン』から壷阪健登と石川紅奈のユニット、sorayaがサウンドプロデュースを手がけた「セレンディピティ」を演奏した。ロマンティックな歌詞を伸びやかに歌う原田のボーカルが、冬の夜空を思わせるシックなステージセットと溶け合った、前半のハイライトと言える素晴らしいパフォーマンスだった。休憩をはさんだ第2部では、大きな花柄のスパンコールがきらめく白いワンピースで登場し、2002年のアルバム『My Pieces』収録の「LOVE-HOLIC」からスタート。第1部しかり、近年のステージでは歌われてこなかったナンバーが選曲されており、それらが新作収録曲と見事に調和しているのが印象的で、往年のファンには懐かしく、近年からのファンには新鮮な印象を与えるセットリストだった。(c)三浦憲治続けて、「タイトルからして、自分がこれまで通ってきた道を感じる」と話して高野寛作詞の「winter pupa」を、そして「『ヴァイオレット』に続いて素敵な曲を書き下ろしてくださいました」と話して川谷絵音サウンドプロデュースによる「カトレア」を披露。このところ原田は、伊藤ゴローとの鉄壁のタッグを主軸にしつつ、自分より下の世代のアーティストとのコラボレーションも果たしている。今回のsorayaや川谷絵音との作業にも“刺激を受けた”とMCで語ったが、それが近年の音楽活動の充実ぶりを示す一因でもあるのだろう。さらに、90年代に原田のアーティストへの扉を開いた鈴木慶一プロデュースの「空と糸 -talking on air-」、「アパルトマン」を披露。さかのぼること32年前の1992年発表されたアルバム『GARDEN』に収録された「アパルトマン」は、鈴木慶一ワールド全開の独創的なメロディーのナンバーだが、原田は新鮮に歌いこなしていた。本編最後は新作『カリン』収録の「インディゴブルー」。「銀河絵日記」、「冬のこもりうた」、「一番に教えたい」など、近年の原田の歌詞世界に欠かせない高橋久美子が作詞を手がけており、何気ない街の描写から日々の大切なものを伝えてくれる佳曲で、原田はそれを軽やかで芯のある歌声で表現した。(c)三浦憲治アンコールに登場した原田は、晴れやかな笑顔で「ファンのみなさんに今年最後に歌を届けることができたことに感謝します」と話し、1996年発表の「100 LOVE-LETTERS」を披露。本編は『カリン』の世界観をベースに、落ち着いた曲調のナンバーでまとめたが、最後に弾けるような明るいポップナンバーで締めくくった。バンドメンバーと共にステージ袖に消えてからも観客の拍手は鳴りやまず、原田はひとりで再び登場。「今日はみなさんの笑顔が観れてうれしかったです。また元気で会いましょう」と挨拶してステージをあとにした。<公演情報>L’ULTIMO BACIO Anno 24『カリン』リリース記念 原田知世 Special Live2024年12月17日東京・ 恵比寿The Garden Hall【セットリスト】1. 朝に2. 雨音を聴きながら3. 燃える太陽を抱いて4. うたかたの恋5. My Dear6. セレンディピティ7. Hello~休憩~8. LOVE-HOLIC9. winter pupa10. カトレア11. 空と糸 -talking on air-12. アパルトマン13. インディゴブルーEncore14. 100 LOVE-LETTERS<リリース情報>アルバム『カリン』発売中初回限定盤(UHQCD、スリーヴケ―ス&ミニ・フォトブック付): 3,520円(税込)通常盤(SHM-CD): 2,860円(税込)初回限定盤ジャケット通常盤ジャケット【収録曲】1. カトレア2. winter pupa3. 朝に4. インディゴブルー5. ひねもすLOVE6. セレンディピティ原田知世 オフィシャルサイト
2024年12月18日俳優の原田龍二の妻・愛さんが27日に自身のアメブロを更新。原田と並んで食べに行った料理を公開した。この日、愛さんは「私達の大好きな人気のラーメン屋さんへ」と昼食を食べにラーメン店を訪れたことを明かし「いつも並んでます!」と説明。「こだわり担々麺」と堪能した料理の写真を公開し「途中から麻辣油をかけて辛くして追加の香酢を回し入れたりして味変も楽しみます」とつづった。続けて「お腹いっぱいごちそうさまでした」と大満足の様子で述べ「近頃あまりにも人気なので名前はふせます」「でもわかる人はわかりますね」とコメント。最後に「後でウォーキングしなきゃだな」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年11月27日原田マハ原作による小説『風のマジム』の映画化が決定し、2025年夏公開されることが発表された。まだ沖縄のサトウキビでラム酒が作られていなかった平成の頃、「地元沖縄のサトウキビからラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げた金城祐子をモデルに、原田マハが書き上げた『風のマジム』。本作は、なんの取り柄もない契約社員の主人公・伊波まじむが、沖縄産ラム酒誕生のために奮闘し、周囲の人々を巻き込みながら家族に支えられつつ夢を実現するサクセスストーリーだ。伊波まじむ役は、NHK連続テレビ小説『⻁に翼』で主人公の佐田寅子を演じた伊藤沙莉。監督は、本作が映画初監督ながら、広告やショートフィルムで非凡な才能を発揮し続けている芳賀薫。年内にクランクイン後、来夏の公開を目指して製作される予定だ。併せて、伊波まじむ役の伊藤、監督の芳賀、原作者の原田マハよりコメントが到着した。<コメント全文>■主演・伊波まじむ 役:伊藤沙莉何故だか懐かしさを感じるようなあたたかいお話だと思いました。出会いや発見や人の思いを通してじんわりと成⻑していく。優しいサクセスストーリーです。方言や土地に触れて撮影するのが今からとても楽しみです。■監督:芳賀薫 コメント主人公の成⻑と家族や周りの人の心の変化を丁寧に描くまっすぐなストーリーだからこそ、記憶に残るような美しい映像で、映画館で観るべき作品にしたいと思っています。恋人や家族と観たあとで、お互いを大切に思えるような素敵な映画、期待していてください。■原作者:原田マハ コメント本作を書いている間中、行間からいい風が吹いてきたことを覚えています。伊藤沙莉さん演じるまじむが、今度はスクリーンの中からきっといい風を送ってくれるはずです。その風に吹かれることを、今から楽しみにしています。<作品情報>『風のマジム』2025年夏 公開予定
2024年11月14日俳優の原田龍二の妻・愛さんが25日に自身のアメブロを更新。アメリカに住んでいる息子から連絡があった日のエピソードをつづった。この日、愛さんは朝に息子から「練習で手を踏まれて人差し指が少し折れてた」と連絡があったことを報告。「アメリカ行って初めてのケガ」だといい「ひとまず左手だったので不幸中の幸い!!」とコメントした。続けて「また明日大きめの病院に行くとか」と明かし「しばらくフィールドの練習するよと言ってました」と説明。「前向きでよろしい」と述べ「早く良くなりますように!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年10月26日原田知世が、11月27日(水) にミニ・アルバム『カリン』をリリースする。近年、女優として数々の話題作に出演する傍ら、大人の女性の凛とした美しさと透明感をあわせ持つ唯一無二の歌声で、歌手としても新たなステージに立っている原田。今回のミニ・アルバム『カリン』は、2022年のデビュー40周年を経て一段と伸びやかで表情豊かになった歌声にフォーカスした作品となっている。全曲新曲で構成されており、総合プロデュースは20年近くにわたり原田の音楽面の大切なパートナーである伊藤ゴローが担当。作家陣には、伊藤に加えて、「ヴァイオレット」に続く2曲目のタッグとなる川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女、礼賛、ジェニーハイ、etc.)、pupaをはじめ長年の大切な音楽仲間である高野寛、近年の原田知世の歌詞世界に欠かせない高橋久美子、そして初タッグとなる藤原さくら、sorayaが参加。川谷絵音(「カトレア」)とsoraya(「セレンディピティ」)は、それぞれサウンド・プロデュースも手掛けている。アルバムには全6曲を収録。ジャケットのイラストレーションは塩川いづみによる描き下ろしポートレートで、初回限定盤は高音質UHQCD仕様+スリーヴケ―ス&ミニ・フォトブック付きとなっている。なお、UNIVERSAL MUSIC STOREでアルバムを予約すると、11月30日(土) に都内某所で開催される発売記念イベント「原田知世『カリン』Special Listening Party」に、抽選で合計200名が招待される。原田や伊藤のトークを交えて、新作の音楽を聴く貴重な機会となる。予約申込は、11月10日(日) 23時59分まで。さらに、12月17日(火) には、コンサート「L’ULTIMO BACIO Anno 24『カリン』リリース記念 原田知世 Special Live」が東京・恵比寿The Garden Hallにて開催される。チケット先行予約(抽選)は、10月27日(日) 23時59分まで受付中だ。<リリース情報>『カリン』2024年11月27日(水) リリース●初回限定盤(UHQCD、スリーヴケース&ミニ・フォトブック付):3,520円(税込)●通常盤(SHM-CD):2,860円(税込)【収録曲】1. カトレア作詞・作曲:川谷絵音Sound Produced & Arranged by 川谷絵音2. winter pupa作詞:高野 寛作曲:伊藤ゴローProduced & Arranged by 伊藤ゴロー3. 朝に作詞:藤原さくら作曲:伊藤ゴローProduced & Arranged by 伊藤ゴロー4. インディゴブルー作詞:高橋久美子作曲:伊藤ゴローProduced & Arranged by 伊藤ゴロー5. ひねもすLOVE作詞:高橋久美子作曲:伊藤ゴローProduced & Arranged by 伊藤ゴロー6. セレンディピティ作詞:Ruri Matsumura作曲:壷阪健登Sound Produced by soraya Arranged by 壷阪健登予約リンク:【発売記念イベント】原田知世『カリン』Special Listening Party2024年11月30日(土) 都内某所にて開催第1回 15:15 open / 16:00 start第2回 17:15 open / 18:00 start※各回30分程度出演:原田知世、伊藤ゴロー詳細はこちら:<ライブ情報>L’ULTIMO BACIO Anno 24『カリン』リリース記念 原田知世 Special Live2024年12月17日(火) 東京・恵比寿The Garden Hall開場 18:00 / 開演 19:00【チケット】指定席:9,900円(ドリンク代別)プレミアムシート :16,000円(1ドリンク&1タパス付)■先行予約(抽選)受付期間:10月27日(日) 23:59まで()イベントオフィシャルHP:原田知世 公式サイト:
2024年10月18日2025年2月をもって建て替えのため一時休館を控える現・帝国劇場(以下、帝劇)。このたび、帝劇に縁の深い堂本光一と井上芳雄がパーソナリティを務めるニッポン放送『オールナイトニッポンGOLD~帝劇クロージングSP~』が、2025年2月14日(金) に放送されることが決定した。堂本主演のミュージカル『Endless SHOCK』では、森光子が『放浪記』で樹立した演劇単独最多主演記録を更新し、その多くを帝劇で上演してきた。11月29日(金) に帝劇で迎える2,128回の大千穐楽まで、前人未到の道を突き進んでいる。井上は2000年にオーディションを受けたミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役で俳優としてのキャリアを帝劇でスタートさせた。それ以降、ミュージカル界を最前線で引っ張り、帝劇で数々の舞台を演じ、最近も『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演した。そんなふたりが帝劇の近所であるニッポン放送の看板番組『オールナイトニッポン』で一夜限りのパーソナリティを担当。当日は帝劇からの生放送を予定しており、帝劇の思い出を語り尽くす。また帝劇クロージング企画として、「帝劇Letters~私と帝国劇場の想い出~」を実施。「お客様一人ひとりの心に残る記憶・想い出を楽しく懐古していただきたい」という思いから、「帝国劇場へのお手紙」をはがきまたはWebで募集する。応募された手紙はさまざまな場で紹介される。まずは、『オールナイトニッポンGOLD~帝劇クロージングSP~』で堂本、井上らが代読。採用者には、1966年開場の帝国劇場で、舞台の幕開きと終演を司ってきた金刺繍の緞帳「金彩(きんさい)」(帝劇の建築デザインを担当した、谷口吉郎による。協力:谷口建築設計研究所)の一部分が贈呈される。「金彩」の入る外箱それ以外にも、帝国劇場ロビー・正面玄関前の掲出や「帝劇Letters」HP上での紹介、観客からの声を見られるブースをネット上に展開するなど、帝劇のオフィシャルプロジェクトで紹介される予定だ。<番組情報>ニッポン放送『オールナイトニッポンGOLD~帝劇クロージングSP~』放送日時:2025年2月14日(金) 22:00~24:00パーソナリティ:堂本光一、井上芳雄番組メールアドレス:teigeki@allnightnippon.com(mailto:teigeki@allnightnippon.com)【「帝劇Letters」募集方法】1. 郵便はがき書式は問わないが、郵便はがき1枚を指定として郵送2. WEBフォーム「帝劇Letters」 HP上の指定フォームにて募集。ペンネーム/お名前/ご住所/電話番号※メールアドレス、年齢の記載は任意。募集期間:2025年2月28日(金) まで※『オールナイトニッポンGOLD~帝劇クロージングSP~』内での紹介を希望の場合は、放送日の2025年2月14日(金) までの必着。宛先:〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町TOHOマーケティング(株)内 帝劇Lettersイベント事務局「帝劇Letters」公式サイト:
2024年10月16日WOWOW×井上芳雄によるミュージカル番組『生放送!井上芳雄ミュージカルアワー「芳雄のミュー」』のスペシャルイベント『芳雄のミュー・オン・ステージ 2024』が、2024年10月16日(水) に東京・ティアラこうとう 大ホールで開催される。『芳雄のミュー』は、ミュージカルを応援してきたWOWOWが、日本ミュージカル界が誇るエンターテイナーである井上とコラボレートしたライブ&エンターテインメントショー番組。「ミュージカルの素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えていきたい」「劇場に足を運んでいただきたい」という彼の思いから“生放送”にこだわり、毎回ゲストとミュージカル界の“いま”を届けている。初のスペシャルイベントとなる今回は、MCの井上がふたりのゲストとともに、このイベントでしか聞くことのできないミュージカル愛にあふれたトークやパフォーマンスを披露する予定。ゲストおよびイベントの詳細は後日発表される。■井上芳雄 コメントこの番組初めてのイベントをやらせていただくことになりました!毎回生放送なのでLIVEなことに変わりはないのですが、オンステージで、お客さまにミュージカルの「今」をお伝えできるのが最高に楽しみです。素敵なゲストのおふたりとのトークとパフォーマンスはもちろん、いつもの番組にはないコーナーなんかもやりたいなと企画中です。みんなでミューポーズしたり、夜のミュージカル体操やったり、できるのか?できないのか?とにかく乞うご期待!どんどんミュージカル界が盛り上がっている2024年後半、さらにミュージカルであふれた時間を一緒に過ごしましょう。<イベント情報>『芳雄のミュー・オン・ステージ 2024』2024年10月16日(水) 東京・ティアラこうとう 大ホール開場午後5:00 / 開演午後6:00MC:井上芳雄ゲスト:後日発表音楽監督:大嵜慶子イベント公式サイト:<番組情報>生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#162024年9月4日(水) 午後10:00~ [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]で放送・配信※ライブ配信のみ、リピート放送終了後よりアーカイブ配信番組公式サイト:
2024年08月08日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の初日前会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真、橋本さとし/松村雄基、伊礼彼方/Kが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』世界最年長クリスチャンかもしれない井上芳雄昨年に続く再演に、井上は「去年は初めてだったので、皆さん『どんなものかな』というのと、豪華なんですけどその分チケット代も上がって『じゃあどれだけ豪華なんだ』といろんな思いで来たと。で、もっと言うと、今年はちょっとだけまた上がってるんですけど」と触れ、周囲は「絶対言う!」とツッコミ。井上は「いや、これ言った方がいい」と弁解しつつ、「ただ、やっぱり僕たちはそれに見合う以上のものをお届けしようと思って頑張ってます」と自信を見せる。「去年は結果すごく盛り上がって僕たちも嬉しくて今年を迎えられて、 今年は落ち着いて稽古もしましたし、深められてると思いますし。どんどん華やかにはなってると思うんですけど、昨日ゲネを見た関係者の人は『よりドラマも深くなっている』と。今やもう“ノート”というダメ出しの時間は、ほとんどお芝居のダメ出しばっかり。歌や踊りって軽いこと(ダメ出し)しか出ないので、どんどんお芝居も深まっていってます。アンサンブルの皆さんのパフォーマンスも素晴らしくなってるので、よりパワーアップしていると思います」と説明した。さらに井上は「あとはロンドンの『千と千尋』(『千と千尋の神隠し』)に負けないよう。あっちにちょっと話題を取られてる感じあるんだよね。こっちも日本で頑張ってるぞっていう」と対抗心。両方に出演している橋本が複雑そうにしていると「やってる間はこっちに集中していただいて」と釘を刺し、橋本は「もちろんです」と頷いていた。世界中で上演されている同作の中でも最年長でクリスチャンを演じているのではないか、という点については「自分で言ってるだけなんですけど、オーストラリアスタッフから『違うよ』とか言われてないので。『もしかしたら40代のクリスチャンもいたかもね』ぐらい言ってたみたいなんですけど。だから、もうちょっと僕のこと大切に扱った方がいい。 世界最年長だぞ、と。すごくない?」と井上。一方で26歳の甲斐も世界的に若い方だそうで「幅のあるクリスチャンでお届けしてます」と紹介する。「若作りで苦労したことは?」という質問には、「若作りって!」と苦笑しつつ、「舞台を通したら出てくる『俺の若さ』みたいな。うまく言えないですけど、 通しでやる勢いで出てくる何かしらがあると信じてやるしかないです」と語る。平原が「いつもエレベーターで『は〜疲れた、疲れた』と言うんですけど、昨日は言ってなかった。清々しい」と指摘すると、「歌とか動きとか、お芝居も含めてなんとか楽にできないかと思って。省エネじゃないですけど、 別に動き回ることだけが若さじゃないだろう、みたいなところは追求していきたいなと思います」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。※舞台写真は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より 写真提供:東宝演劇部
2024年06月19日俳優の井上芳雄が、31日に東京・帝国劇場で行われ『Endless SHOCK』エターナル編公演千穐楽記念カーテンコールに登場し、堂本光一を祝福した。同作は2000年より開幕したシリーズで、2005年からは堂本自身が脚本や演出にも参加した『Endless SHOCK』として、内容を刷新しながら上演している。ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、ショーへの信念を持ち続けるコウイチ(堂本光一)とカンパニーの姿を描く。2024年は4月11日~5月31日の帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)を皮切りに、7月~8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月に再度帝国劇場(本編のみ)と、全国ツアーを予定している。○■井上芳雄、堂本光一の『Endless SHOCK -Eternal-』千穐楽に駆けつける『Endless SHOCK』本編の回想をしながら3年後の世界を描く、『Endless SHOCK -Eternal-』千穐楽を祝うべく登場した井上。『ムーラン・ルージュ!』稽古中という井上は「今30分だけ稽古に参加して、すぐここに来ました」と明かし、会場を驚かせる。喜ぶ堂本は「ほら、同い年じゃない?」と問いかけると、井上は「そう、同い年。学年は光一くんの方が1つ上だけど」と指摘し、「はっきりさせとかないと」と笑わせる。「辿ってきた道は違えど、いろんなことを共有して」(堂本)、「今は同志みたいな気持ちでいさせてもらってます」(井上)と互いに絆を感じている様子。井上は「『-Eternal-』が生まれたのもコロナ禍で、どうやって『SHOCK』を上演しようかという時に、『こうしようと思うんだ』という話を一緒にしたのも覚えてますし。ストーリー自体も素晴らしいから、こうやって上演が続いてたんだと思うんですけど、それが一区切りということは、やっぱりまた、いい意味で新しい状態でやれるっていうことだから」と語りかけ、堂本が「その先にまたなんか新しいの作れっていうことですか!?」と驚くと、会場は拍手。『Endless SHOCK』2000年記念公演にもビデオメッセージを寄せた井上は「お客さんは『またあいつか』みたいな感じになると思うんですけど。でも、もう『呼ばれたらいつでも行くぜ』という気持ちで、今日は半ば無理やり越させてもらってます。でも僕『SHOCK』は1回も出たことなくて。 ライバル役のオファーをずっと待ってるんですけど……」と苦笑し、堂本は「やるならオーナーじゃない!?」とツッコミ。井上は「こういう風に関わらせてもらって、 最後こうやって舞台上に立って分かち合うことができて、すごく嬉しいなと。俺ももう『SHOCK』に出たということにして、これからプロフィールに書こうと思います」と宣言した。2人では「『何かできるといいね』って話はいつもしてるよね」という堂本。井上も「新しいことをね、やりたいなって思いますし。僕は、たとえば光一くんが演出するものに出させてもらうとかあったら素敵だなと思ったりしてます。でも飲みながら喋ってるんで、大体忘れてます」と明かした。
2024年06月01日2024年3月27日(水) 午後10時よりWOWOWで放送・配信される『生放送!井上芳雄ミュージカルアワー「芳雄のミュー」』第12回のゲストが発表された。本番組は、「ミュージカルの素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えていきたい」「劇場に足を運んでいただきたい」という井上芳雄の思いから、“生放送”にこだわった、ミュージカルの“いま”を届けるトーク&ミュージックショー。第12回には、ミュージカル『VIOLET』より演出の藤田俊太郎、キャストの屋比久知奈、東啓介、立石俊樹、樹里咲穂、原田優一がゲストとして出演する。『VIOLET』は、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・制作し、2019年にイギリス、2020年に日本で上演されたミュージカル。番組ではキャスト5名で劇中曲「マイ・ウェイ」の歌唱を披露する予定で、2024年4月の再演に先駆け、一足早く作品の世界観を堪能することができる。また、井上がオープニング曲を歌いながら登場し、観客に薔薇を手渡す『芳雄のミュー』ならではの演出も見どころだ。■藤田俊太郎 コメント『芳雄のミュー』出演を心から嬉しく思っております。これまでご一緒したお仕事は全てとても刺激的で、芳雄さんに魅了され続けています。『VIOLET』の大切な仲間たちとスタジオにお邪魔します。生放送を楽しみにしています。ミュージカルの未来の話が出来たら幸せです。■屋比久知奈 コメントミュージカル界の“いま”を届ける番組『芳雄のミュー』。芳雄さんらしい愛のある番組への出演、とても嬉しいです!!生放送ということで、何が起こるか正直どきどきしてますが、思い切り楽しみます!■東啓介 コメントこうして出演させていただけることをとても嬉しく思います。前回は映像コメントでの出演だったので、今回やっと!出演できる!!と今から待ち遠しいです。芳雄さんにまたお会いできるのも楽しみですし、『VIOLET』カンパニーを代表して、この作品の魅力を存分にお伝えしたいです!!■立石俊樹 コメント芳雄さんとは『エリザベート』での共演以来になります。芳雄さんに精神的な部分でもとても助けて頂いて、今回お会いできるのを大変嬉しく思います。みんなのムードメーカーでパワースポットのような芳雄さんの番組。生放送だからこそ発揮して生まれるものがあると思うので、それをお届けできるのがとても楽しみです!!よろしくお願いします!!■樹里咲穂 コメント前略、芳雄さん。舞台では『ウェディング・シンガー』『ジェーン・エア』でご一緒しましたね。今回は芳雄さんの番組に出演させて頂ける事嬉しく思っています。頭の回転が早くて、いつも飄々とした顔して可笑しな事を言う芳雄さん。この度も冴えたトーク楽しみにしてます!草々■原田優一 コメント俳優・シンガーとしてのみならず、そのスマートな容姿から、話術に至るまで魅力を爆発させる芳雄様。何か出来ないことはないの?!勝手にコンプレックスまみれの私にとって、勝手に憧れております。今回、勝手に井上芳雄を浴びて、自分がスマートになった気で帰りたいと思います。<番組情報>生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#12放送・配信日:2024年3月27日(水) 午後10:00~[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※ライブ配信のみWOWOWオンデマンドでは3月29日(金) 午後2:00のリピート放送終了後よりアーカイブ配信MC:井上芳雄ゲスト:藤田俊太郎、屋比久知奈、東啓介、立石俊樹、樹里咲穂、原田優一ミュージカル『VIOLET』のチケット情報:()番組公式サイト:
2024年03月11日2月14日(水) 午後10時より放送されるWOWOW×井上芳雄によるミュージカル番組「生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』」の第11回に、望海風斗がゲスト出演する。本番組は、井上が「ミュージカルの素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えていきたい」「劇場に足を運んでいただきたい」という思いから“生放送”にこだわり、ミュージカルの“いま”を届けるトーク&ミュージックショー。井上と望海は、2022年の『ガイズ&ドールズ』、2023年の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』での共演や、お互いのラジオ番組へのゲスト出演、コンサートやテレビ番組など様々な交流が続いている。望海が宝塚歌劇団在団時には、井上のコンサートにゲスト出演したり、『井上芳雄×望海風斗 Dream Collaboration』が音楽配信されたりと、数多くのコラボレーションが行われてきた。今年夏には、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』での再共演も決まっており、生放送ではどんなコラボレーションが生まれるのか、ふたりのトークと歌に期待が高まる。バレンタインデーの放送回となる当日は、スタジオからの生放送で井上がオープニング曲を歌いながら登場し、抽選で当選した観客に薔薇を手渡す「芳雄のミュー」ならではの演出も予定されている。■望海風斗 コメントついに『芳雄のミュー』に出演させていただけるということで、当日が楽しみで仕方ありません!芳雄さん×生放送!!きっとジェットコースターに乗っているような感覚で時が過ぎていくことでしょう。私の心拍数がおかしなことになりそうですが、しっかりと芳雄さんのペースについて行きます。今年の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』も今から楽しみです!<番組情報>生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#112月14日(水) 午後10:00より [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]で放送・配信※WOWOWオンデマンドでは2月16日(金) 午後2:00のリピート放送終了後よりアーカイブ配信詳細はこちら:
2024年02月07日2月9日(金) に公開される映画『カラーパープル』より、TVスポットのナレーションを担当した井上芳雄からのスペシャルメッセージ入り特別動画が公開された。オリジナルは、ピューリッツァー賞受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を原作に、スティーブン・スピルバーグが『E.T.』の後初めてシリアスな作品として挑んだ『カラーパープル』(1985)。ミュージカル映画として甦る本作では、スピルバーグは製作に回り、新鋭ブリッツ・バザウーレ監督がメガホンを取った。特別動画には、「心踊り、心痛み、心震える体験です」と本作にコメントを寄せている井上芳雄が登場。「映画『カラーパープル』物凄いミュージカル映画でした!心から感動しました」と熱い感想から、「僕はブロードウェイのミュージカルの舞台も観ているんですけれども、バージョンアップした素晴らしいミュージカルでした。胸の痛くなるシーンもありますけれども、知らないといけない物語だと思います。そして、何よりも登場人物たちの歌と踊り。ただ素晴らしいドラマというだけではなく、踊りと歌で素晴らしいミュージカル映画になっているところに一番心を惹かれました」と、約30年に及ぶ物語と各シーンを華やかに力強く表現したミュージカルシーンのクオリティに魅了されたと語った。また、「自分の境遇を受け入れ、周りの人を許して先に進んでいくのはとても難しいことだと思うんですけど、それが描かれているこの物語は、本当に今見るべきミュージカル映画だと思います。踊りも素晴らしかったですし、「I’m Here」やタイトル曲の「The Color Purple」の楽曲のアレンジもまた素晴らしい。今、胸に響くものになっていて、とにかく見どころたくさんです。ぜひ劇場でご覧ください。『カラーパープル』最高でした!」と、熱いコメントを寄せている。併せて、一足早く鑑賞した各界著名人からのコメントも到着。「人生は、赦し、愛し合うためにあるんだと、魂の歌声が教えてくれる」(新妻聖子/ミュージカル女優・歌手)、「『命あるうちに抗おう』という言葉にグッときた!ミュージカルだからこそ、多くの人に、そして今の人の心に響くだろう」(関口メンディー)、「冒頭から終末まで完璧!もちろん、人間の絆に泣くの……」(夏木マリ)、「本当に救われた。ただただ心震わされた2時間半」(城田優/エンターティナー)など、主人公セリーと、彼女の運命を変える女性たちとの出会いや絆、逆境に立ち向かい未来を切り開いていく力強い姿に感動の声が続々とあがっている。<著名人 コメント全文 ※敬称略・順不同>■井上芳雄(ミュージカル俳優)すごいミュージカル映画です。そこには生活を営む踊りがあり、人生を切り拓く歌があり、私たちが知るべき「赦し」の物語がありました。そして、数多の困難の末「私は美しい」と歌い上げる彼女の姿に、この映画がミュージカルになった意味を知りました。心踊り、心痛み、心震える体験です。■夏木マリミュージカル映画は圧倒的な歌、チャーミングなダンス、新しい解釈が必要ね。カラーパープルは冒頭から終末まで完璧!もちろん、人間の絆に泣くの……■関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)「命あるうちに抗おう」という言葉にグッときた!この映画は外の世界を見ること、抵抗することの大切さに気づかせてくれる。ミュージカルだからこそ、多くの人に、そして今の人の心に響くだろう。歌と踊りは圧巻!それだけでも、もう一度観たい!■新妻聖子(ミュージカル女優・歌手)人は時に、闘う強さを呼び起こすために歌う。耳を傾けるべきその叫び声。目撃すべき哀しみと喜び。全てが必然的にミュージカルへと昇華されていた。人生は、赦し、愛し合うためにあるんだと、魂の歌声が教えてくれる。■3時のヒロイン ゆめっち(お笑い芸人)冒頭から歌とダンスで心を鷲掴みにされちゃって大変!神曲ばかりでたまらん!ギャンギャンに喜怒哀楽の感情が爆発して3度泣きました!主人公がとてつもない暗闇の中で希望を捨てずに生きる姿、個性豊かで素敵な女性たちと出会い、自分の価値に目覚めたときは震えます!最高のラストまでお見逃しなく!■3時のヒロイン かなで(お笑い芸人)どんなに辛くても、どんなに悲しくても、それを乗り越えようとする彼女達の強さと大きな愛に心が揺さぶられました。素晴らしい歌とパフォーマンス、思わず拍手してしまいそうでした。ラストは涙が止まらなかったです。■城田優(エンターティナー)本当に救われた。ただただ心震わされた2時間半。ラストシーンの曲「The Color Purple」と共に、重たかった心の痞えが、涙と共に浄化された。この映画に出会えて良かった。■LiLiCo(映画コメンテーター)たくさんの困難を乗り越えるからこそその先にある幸せが自分のものになる。これは遠い国の昔の話ではなくていまも日本で通じるものです。音楽と何歩も踏み出す彼女たちから生きる力をもらい、満たされる。さぁ、今度はあなたの番です。■今祥枝(ライター)悲しみも、怒りも、喜びも、すべての思いを伝える力強い歌声は圧巻!ブロードウェイミュージカル版のキャストを含む実力派俳優たちが、ダイレクトに心に訴えかけてくるポジティブで力強いメッセージが無類の輝きを放つ。■立田敦子(映画ジャーナリスト)白人社会との対立でなく、黒人社会における女性への差別、抑圧、虐待を白日の元に晒したアリス・ウォーカーの原作は衝撃的で胸が痛んだ。それから40年、周囲の女たちの支えを得て、自らの人生を勝ち取った主人公セリーの物語は、力強く、全女性への讃歌としてスクリーンに蘇った。高らかに「声を上げる」珠玉のミュージカルは、過去の物語ではなく、今を生きる私たちのストーリーでもある。■林剛(音楽ジャーナリスト)降り注ぐような声に圧倒される。気鋭のR&Bシンガーを含む豪華キャストたちのパワフルな歌と演技がアリス・ウォーカーの尊厳に満ちた原作を立体的に再現し、新たな命を吹き込む。オリジナルの映画版とブロードウェイ舞台版の美点を損なうことなく、より現代的な感覚で見せる快作。■ISO(ライター)幼い頃に植え付けられた呪縛の言葉は容易には消えない。大人になっても枷となって心を蝕み、あらゆる機会を奪い続ける。この物語はそんな呪縛に抗いたいと願うすべての人のために存在する。自分の価値も魂の自由も諦めない力強い彼女たちの姿と歌声は、私たちの味方となって心を鼓舞し、呪縛と戦う強さをくれる。■丸屋九兵衛(万物評論家)ファンテイジアとタラジとダニエルとH.E.R.とハリーとシアラと仲間たちの素晴らしい歌に彩られた力強いシスターフッドの数十年史!日本でも我が身に置き換えて鑑賞する人が続出しますように。ここは無邪気にも夫を「主人」「ダンナ」と呼ぶ国であり、今も「ミスターとはマスター」だから。■渡辺志保(音楽ライター)あのマスターピースがまさかこんなに大胆に蘇るとは。小説で描かれたセリーのタフネスと成長が鮮やかにスクリーンへと映し出される。ネティにソフィア、シュグ、メリー・アグネス...登場するすべての女性が愛しい。ミュージカル版でも愛されてきたリズムとリリックとともに、触れたことのない感動の波が押し寄せる。■岩本裕子(浦和大学教授)1982年ピュリッツァー賞受賞小説『カラー・パープル』のスピルバーグ製作による2度目の映画化!主人公セリーが歌う♪I’m Here に観客は、アメリカ黒人女性の「強さ」を実感するだろう。原作者アリス・ウォーカーの想いが世界中の人たちに届きますように!映画『カラーパープル』コメント映像<作品情報>『カラーパープル』2月9日(金) 公開公式サイト: Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2024年02月06日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』について語る平原綾香昨年の公演について聞かれた平原は「去年がちょうど歌手デビュー20周年の年だったので、それと重なっちゃったもんだからけっこうバタバタしていて、本番が終わった後に生放送に出なきゃいけなかった。覚えなきゃいけない曲が、YOASOBIの『アイドル』だったんですね。どうしても練習しなきゃいけなくて、声出しがてら歌ってたら、まわりの楽屋の女の子たちがびっくりしたみたいで……」と振り返る。公演の話ではなかったため、井上が「そんな思い出ですか!?」とツッコみ、平原は改めて「今年は私にとってもミュージカルデビュー10周年の年だから、とにかく『ムーラン・ルージュ!』1本で、これにかけて。お漬物で言ったらサティーン漬けだけど、古漬けくらい染み込ませて、お送りしたいなと思います」と意気込み。井上は「なんで漬物で言ったのかわからないですけど、気持ちは伝わりました」と納得していた。衣装についても、平原は「とにかく赤いでしょ? 牛の気持ちがわかる。本当に高揚感で『うお〜!』ってなっちゃう」と表し、井上は「自分が赤いの着てても牛の気持ちがわかる!? 大変じゃない? 自分に向かって!」とツッコミ。25年2月でいったん休館し、リニューアルを迎える帝国劇場については「私は帝劇の匂いが好きで。臭いって意味じゃないですよ。入った途端に匂いを嗅ぐと演劇スイッチがグッと入るような気がして、あの匂いが大好きなんですね。リニューアルされてもぜひ匂いだけは引き継いでいただいて。新築の匂いしたらなんか違うってなると思うの」と平原。井上は「あーや(平原)の演劇スイッチが入らない可能性もあるもんね。おおごとですよ」と訴え、平原は「調香師の人に嗅いどいてもらって、(作成した香水を)シューっと。それくらいしないときっと帝劇じゃなくなっちゃう」と希望していた。平原はさらに「身にまとう布の面積がとても少なかった。20年の歌手人生の中でも1番少なかったんです。親戚や家族、友達から大丈夫なのか、本当にいいのかと。だってずっと下着じゃない?」と思い出を語る。「でも不思議と慣れていったのは、ずっとクラシックバレエを習っているからで、レオタードに慣れてるので意外にスコスコしなかった」という独特の表現で、「スカスカに近いですか?」(井上)、「スースーする?」(望海)を物議を醸した。それらの疑問を振り切った平原は「蝶々のシーンが好きですね。緑のシャンデリアの時。メデューサのイメージで、妖艶というよりもクリスチャンを捉えて食べちゃうくらいの強さを持った、目に何も宿っていない怖いサティーンをイメージしてるんですけど、あのシーンはクリスチャンの妄想なので、なんでも演じられたのが楽しかったですし、蝶々になれるなんてなかなかないから、嬉しかったです」とまとめる。井上は「最後、幼稚園生みたいなかわいい感想でありがとうございます」と拾い、結果的に平原の発言ほとんどにツッコミを入れていた。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表に望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真登場昨年の公演について、望海は「もう覚えてない、あまり」と苦笑しつつ、「夢だったんじゃないかなと思うくらい非現実的な毎日だったんですよね。劇場の“赤”もそうですし、作品の内容もそうですし、夢の中で生きてた感覚なので」と心境を表す。同作の大ファンだという甲斐は「大好きですもん。2023年の秋にフランスのパリで観て来ました」と笑顔で、望海は「グループLINEにもパリに行った様子を送ってくれて」と明かす。井上は「(パリに行くのは)田代万里生か甲斐翔真。ちなみに田代万里生は出てないのに、『ムーラン・ルージュ』に行って、みんなにお土産配る。『あれ、万里生出てた?』って」とその場にいない田代いじりも。甲斐は「手元に(お土産が)来た時には、僕もうフランスに行ってた」というも、甲斐からのお土産はなかったそうで、平原は「全然もらってない」と訴えていた。物語の舞台になった本場の「ムーラン・ルージュ」に行った感想について、甲斐が「ショーでした。こっちは『ザ・ミュージカル』でしたけど、本場のはもっと“ナイト感”でした。高揚感があって、クリスチャンの気持ちがわかったんです!」と語ると、井上から「やっと?」というツッコミも。井上は「始まる前から詳しいし、やってる時も超楽しそうだった」と回顧しつつ、今夏の公演に対し「甲斐くんなんか、汗かきすぎてなくなるんじゃないですか? 実体が」と心配していた。井上自身は昨年の公演について「ぼんやりとした感覚ですね。『あんな若い役をよくやってたな』という。落差酷いですよ。舞台上ではキラキラ感を出そうとやってる分、終わった瞬間の疲れが」と苦笑。平原が「帝劇のエレベーターで会うと『疲れた、疲れた』と言ってた」と指摘し、井上は「なけなしの若さ。甲斐くんは溢れ出るもの、自前のやつがありますけど、(自分は)絞り出して。今年残ってんのかなという一抹の不安がありますよ」と弱音を吐く。望海が「そう言いながらも、本番始まったらやるじゃないですか。袖ですごいなと思って」と励ますと、井上は「そりゃやりますよ、仕事ですから!」と主張し、「いくら疲れてたとしても1回始まるとテンションがうわっ! てどんどん上がっていくみたいな作品の独特の魅力がありますよね」とまとめた。Wキャストの印象の違いについて聞かれると、甲斐は「望海さんはみんなで肩を取り合った真ん中にいて『一列になっていこうぜ』って感じ。平原さんは、あーや(平原)が行った道にみんながついて来てしまう感じ。放っておけない」と表現。逆にクリスチャン2人の印象を聞かれると、平原が「(望海は)すごい思い出すのに時間がかかって」と暴露し、井上が「いったん『イザボー』のことは忘れてもらっていいですか」と促す一幕も。改めて平原は「シーンで例えると、『Crazy Rolling』の時が違うなと思ってて、芳雄さんは裏切りがあったとしても、話し合ったら許してくれそうな感じ。だけど、翔真くんは銃で撃たれそうな感じ。話せないかなって。ヒートアップする場所が違う」とコメント。「思い出したんです」という望海は、「あーやと私に対してのクリスチャンも違うんじゃないかな、人が変わったら皆さんの動くものが違うのかなと思って。2幕のリハーサルシーンでの感情の漂わせ方も、芳雄さんはストレートに出すから『周りに気づかれちゃうからどうにかしなきゃ』『どうやって止めよう』となる、突っ走るタイプのクリスチャン。翔真くんのクリスチャンは負のオーラを全身から漂わせる、滲ませタイプ」と表す。甲斐が「陰湿ってことですか?」と尋ねると、望海は「陰湿とかじゃなくて! 出し方が違って、止め方が違ったなという印象があった。同じ怒りとか負のオーラでも出し方が違う」と説明した。改めて公演の意気込みについて聞かれると、井上は「体力的なこともありますし。2幕の冒頭で飛ばされるやつ、『クリスチャントス』と呼ばれている。あれやめたいんですよね。今年の目標はあれをやめる」とジョークを飛ばす。さらに「この先日本でも何十年も再演が続く作品になっていけるように。定着するかどうか、3回目4回目があるかは今年の再演にかかってると思う」と語り、「久しぶりの知人が『チケット取って』と連絡してくれるような作品に。もうそういう特別な作品になってると思うんですけど、確実にするべく、『やっぱすごいね』とお客さんに思ってもらえるようにしたいなというところが今年の目標です」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日待望の再演が決定した『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の制作発表会見が2月1日(木)、都内で行われ、昨年版から続投する望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真が抱負を語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回上演された。このたび約1年の時を経て、2024年6月から9月にかけて、帝国劇場と大阪・梅田芸術劇場メインホールで再演される運びとなった。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年版メインビジュアルムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を演じる望海と平原は、初演について「夢だったんじゃないかと思うほど、非現実的な時間。物語の内容もそうですし、(公演中は)夢の中に生きていて、今はそこから覚めた感覚」(望海)、「私にとっては歌手デビュー20周年と『ムーラン・ルージュ』が重なったので、バタバタした記憶が」(平原)と回想した。物語の生みの親であるラーマン監督からは「日本版が一番泣ける」という言葉が届いたといい、望海は「ブロードウェイ版は、結構最後ギリギリまで、お客様が爆笑するが、日本では二幕の後半から、お客様が入り込んでくださった。悲劇性が強いのが、日本の特徴なのかなと」と分析。ちなみに好きな楽曲を問われると、望海が「Your Song」、平原は「Firework」を挙げていた。一方、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャンを演じる井上は、「あんな若い役をよくやったいたなと(笑)。舞台上でのキラキラ感と、終わった後の落差がひどくて。なけなしの若さで頑張ったが、今年は若さが残っているか」と自虐コメント。それでも、「一度始まると、うわーとテンションがあがるのが、この作品の魅力」だと語り、「去年も盛り上がったが、今後何十年と続き、定着するには、再演が重要」と気合をみなぎらせた。同じくクリスチャン役を務める甲斐は、昨年秋に本場フランスのムーラン・ルージュに足を運んだといい「体験として大きな収穫。クリスチャン自身がフランスに上陸した気持ちを想像できたので、(役柄の)解像度と言葉の説得力は、23年を優に超えたい」と意気込んだ。本公演は、2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップに名を連ねており、数多くの帝劇出演を誇る井上は、「ぜいたくですが、自分にとっては家と言いますか、ホーム感がある。(一時)なくなるのは、想像もつかず、さみしいですが、積み重ねての今ですから、最後の日まで記憶をなくす覚悟で臨みたい」と決意表明。平原は「帝劇の匂いが好き。あの匂いに触れると、演劇スイッチが入る」と語り、「リニューアルされても、ぜひあの匂いだけは引き継いでもらいたい」と笑いを誘っていた。取材・文:内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年6月20日(木)~8月7日(水) 東京・帝国劇場2024年9月14日(土)~28日(土) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報:()関連リンク公式サイト::::
2024年02月02日井上芳雄、花總まりらが出演するミュージカル『ベートーヴェン』が12月9日(土)、東京・日生劇場で開幕した。『エリザベート』『モーツァルト!』など数々のヒット作を生み出したウィーンミュージカル界のゴールデンコンビ、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)が構想10年の歳月を費やしたという最新作。今年1月、韓国で初演された作品が、早くも日本上陸だ。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部偉大な音楽家を主人公にしたクンツェ&リーヴァイ作品といえば名作『モーツァルト!』が思い浮かぶが、モーツァルトの楽曲は効果程度に、リーヴァイ氏のオリジナルの音楽で全編綴った『モーツァルト!』に対し、本作『ベートーヴェン』は実際にベートーヴェンが残した名曲の数々をリーヴァイ氏が再構築、歌詞をつけミュージカルにしている、というのが眼目。楽聖の人生が楽聖自身の音楽で綴られていく面白さと同時に、「悲愴」「月光」「英雄」「運命」「田園」「皇帝」「エリーゼのために」「第九」といった楽曲の、多くの人が聞き覚えあるであろうフレーズがミュージカル曲になっている面白さは、想像以上だ。クラシック音楽で綴られた新感覚ジュークボックス・ミュージカルと言おうか、1曲の中に複数のベートーヴェンの楽曲モチーフが登場していることを鑑みるとマッシュアップ・ミュージカルと言うべきか。しかし独特の和音の音色や、「運命」にエレキギターが絡みヒートアップしていく展開など、そこかしこに“リーヴァイ節”も顔を覗かせる。そして物語は基本的に歌に乗って綴られ、28人編成のオーケストラが重厚感たっぷりに演奏する。冒頭で拍手の中マエストロが迎えられて始まるさまも、コンサートさながら。楽聖の生涯を描くにふさわしい、音楽がど真ん中に据えられたミュージカルである。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部物語はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの実話――中でも彼が残した“不滅の恋人”に宛てた手紙をモチーフに彼の人生を綴っていくもの。ルートヴィヒは、かつて『モーツァルト!』で主人公ヴォルフガングを演じた井上芳雄。愛を知らず自分すら愛せなかった音楽家が、愛を知り、絶望し、すべてを糧に音楽へと昇華していくまでの変化を、力強くも繊細に演じている。ルートヴィヒの思い人トニ(アントニー・ブレンターノ)は、花總まり。恵まれた環境におかれながら自分の幸せに疑問を感じているような女性の揺れる心を、しかし感情的にではなく落ち着いたトーンで演じる。歌唱力はもとより、その演技力に定評のあるふたりが、非常に細やかにお互いを思いやる愛を紡ぎ、大人のミュージカルとして作品を届けている。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部脇を固める俳優陣も贅沢で、ルートヴィヒの弟カスパール役の海宝直人は若々しい歌声で、時に対立しながらも兄に愛の形を示し、木下晴香は溌溂とトニの義妹ベッティーナを演じ、トニの夫フランツの佐藤隆紀は妻を押さえつける悪役ポジションながら、重厚な歌声で作品を締める。フェルディナント・キンスキー公役の吉野圭吾は安定の華やかさで、やはりクンツェ&リーヴァイ作品にこの人は欠かせない、と思う存在感を見せつけた。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部苦悩を乗り越えた先にある、穏やかなものを描く物語失われていく聴覚、弟との確執、孤独、禁断の恋……一般的に知られている“苦悩する音楽家”の一面はもちろんあるが、本作のルートヴィヒは、頭を掻きむしって苦悩するような人物ではなく、不器用に人と衝突し内に籠ってしまう孤独な天才、というタイプ。彼の苦悩をドラマチックに前面に押し出していないところに最初こそ戸惑うが、物語を通して味わうと、クンツェ&リーヴァイ両氏が描こうとしているのは、苦悩を乗り越えた先にある赦しや和解といった穏やかなものであるのだ、と腑に落ちた。実際、『モーツァルト!』で主人公は「運命から逃れたい」と嘆いていたが、ルートヴィヒは「運命はこの手で掴み取れ」と力強く歌う。本作は挫けてもなお生きることを肯定する高らかな人生讃歌であり、円熟期のクンツェ&リーヴァイが到達した境地なのだろう。それは最晩年に苦難を乗り越え歓喜に満ちた「第九」という境地にたどり着いたベートーヴェンの実人生ともオーバーラップする。祝福に満ちた、まばゆい光のようなミュージカルだ。初日前日には会見も行われ、井上は「ベートーヴェンの不屈の生涯と、ふたり(ルートヴィヒとトニ)の愛から、感じ取っていただけるものがたくさんあるのではと思います。あと、やたらと豪華(笑)。『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』や『チャーリーとチョコレート工場』にも負けないんじゃないかなというくらい美術費がかかってます。また日本では年末に「第九」を聞くというのが習慣になっているので、12月にふさわしい作品になっているのでは。ぜひこの新しいミュージカルを体験しにいらしてください」とアピールした。会見にはミヒャエル・クンツェ氏(写真左端)とシルヴェスター・リーヴァイ氏(右端)も駆け付けた公演は12月29日(金)まで同劇場にて。1月には福岡、愛知、兵庫公演もあり。取材・文:平野祥恵写真提供:東宝演劇部<公演情報>ミュージカル『ベートーヴェン』脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出:ギル・メーメルト出演:井上芳雄花總まり海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)木下晴香渡辺大輔 実咲凜音 吉野圭吾佐藤隆紀(LE VELVETS)/坂元健児(Wキャスト)ほか【東京公演】2023年12月9日(土)~12月29日(金)会場:日生劇場【福岡公演】2024年1月4日(木)~1月7日(日)会場:福岡サンパレス【愛知公演】2024年1月12日(金)~1月14日(日)会場:御園座【兵庫公演】2024年1月19日(金)~1月21日(日)会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール公式サイト:
2023年12月12日ミュージカル『ベートーヴェン』の初日前会見が8日に東京・日生劇場で行われ、井上芳雄、花總まり、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイが取材に応じた。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。ほか海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、木下晴香、渡辺大輔、実咲凜音、吉野圭吾、佐藤隆紀(LEVELVETS)/坂元健児(Wキャスト)が出演する。○■『エリザベート』『モーツァルト!』でも組んだ井上芳雄&花總まりが恋人役に今回ベートーヴェン役の井上と、その想い人のアントニー・ブレンターノ役の花總は、恋人同士に。井上は「花總さんとはいろんな作品でご一緒させてはもらってるんですけど、こんなにがっつり組むなんて。『エリザベート』でも相手役ではあるんですけど、死神なので生々しいやりとりはあまりなくて、ここまで濃ゆいラブストーリーをご一緒させてもらってるとは、と改めて思います」としみじみ。「素晴らしい女優さんとはよくわかっているので、ご一緒できるのは楽しいし光栄だな、と。花總さんご自身もやってる役によって普段変わられる方みたいで、エリザベートやってる時は近づき難い感じがプライベートでもあるんですけど、今回は親しみをこめて、終わるまでには『花ちゃん』って呼べるんじゃないかな」と予想する。しかし花總からは「遅いよ! 本当は稽古場の間に言わないと」とたしなめられ、井上は「5回くらい呼んでるけどちょっとまだしっくりこない」と苦笑。花總から「戻っちゃうんだよね」と言われ、井上は「戻っちゃうんだけど、この『ベートーヴェン』を通して、花ちゃんと呼べるくらい近づいていると思います」と自信を見せた。一方、花總も「『モーツァルト!』の時は姉と弟で、『エリザベート』は黄泉の帝王トートで、やっと今回人間らしい恋愛のやり取りができるので、今まで見たことない井上さんの……」とコメントし、井上から「全然距離縮まってないな。よっちゃんとか呼んでくれるかと思った」とツッコまれる。改めて「芳雄くんの表情をやっと独り占めできているので、今回やっていて楽しいです」と語った。照れ臭さがあるのかと聞かれると、花總は「ありますよ!」と食い気味に。井上は「長く知ってるけれども、ここまでのラブストーリーってなかなかないですし。でも入り込めば入り込むほど、演じる喜びがある作品で、ここからがスタートなので、どこまで行くかは自分たちもわからないし、楽しみだなと思います」と今後にも期待した。東京公演は日生劇場にて12月9日〜29日、福岡公演は福岡サンパレスにて2024年1月4日〜7日、愛知公演は御園座にて1月12日〜14日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて1月19日〜21日。
2023年12月09日ミュージカル『ベートーヴェン』の初日前会見が8日に東京・日生劇場で行われ、井上芳雄、花總まり、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイが取材に応じた。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。ほか海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、木下晴香、渡辺大輔、実咲凜音、吉野圭吾、佐藤隆紀(LEVELVETS)/坂元健児(Wキャスト)が出演する。○■ミュージカル『ベートーヴェン』ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが語る今回、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)が来日。クンツェは同作について「ベートーヴェンの人生の長い道のりというものを語ろうということではなく、彼の人生の中で出会うことになる困難の瞬間を綴っていきたくて、特に聴力を失うわけですけど、音楽家にとってこれ以上ないような災難に直面した時に、彼の人生の中での最大の愛する相手を見つけ得たというそこを語ってきた作品」と表す。実際にベートーヴェンの音楽が使われることとなるが、選曲について聞かれたリーヴァイは「作曲した全曲を聴くことから始めました。どういう部分をセレクトして抜き出して据えたかというと、自分自身が持っている感情に基づいて決めさせていただきました」「選んだ曲にひとつひとつに固有のストーリーがあるんです。それは皆様にお話ししてみたいんですけど、すべてお話するとすれば2〜3週間はかかってしまいます」とその場を笑わせる。クンツェは「オリジナルの曲というものを作品に入れ込んで統合していかなければいけないわけで、インスピレーションの一部として統合していかなければいけない。彼は当時世界でもっとも素晴らしいピアニストだったわけで、大成功を収めていた人です。それは演奏した時の他の方の拍手に非常に依存していたということなんです。耳が聞こえなくなったことによって、拍手そのものが聞こえなくなってしまうということから、ベートーヴェンのその後の内面というものを作品として作り上げていかなければいけないわけで、それを信ずるに足りる内容のものとして舞台に乗せなければいけない」と苦労を振り返る。「それに適した声を選び出してくれたシルベスターに感謝したいし、結果としてできた作品がクンツェ・リーヴァイの音楽になったことが大変うれしいです」と2人の絆も見せた。さらにリーヴァイは「私たちにとって大事なのはお客様のためにミュージカルを作るということで、クラシックの音楽を身近に感じている方々がいらっしゃると思いますけど、そういう方々にはモダンな音楽に近づいていただきたいと思いますし、身近に感じてない方には身近に感じるような作品にできればと思います」と意図を説明。これらの話を踏まえて、花總は「ベートーヴェンの曲、誰もが知ってる曲もあれば、見ることによって『こんな素敵な旋律があるんだ』とか、たくさんいろんな発見があると思うんです。それも観に来ていただける方のひとつの楽しみとしてお届けすることができたらいいなと思っています。あのベートーヴェンの曲をリーヴァイさんがこんなふうにアレンジされて、私たちが歌うことができるというところも楽しんで観ていただけたらいいなと思います」と見どころを語る。井上は「お二人が来日してくださったことが嬉しいですし、僕は初舞台が『エリザベート』なので、2人から生まれたと言っても過言ではないくらい。花ちゃんもオリジナルキャストですし、2人がきてくださって新しいベートーヴェンが日本で生まれることが嬉しい」と喜ぶ。リーヴァイの説明を受け、「『モーツァルト!』はリーヴァイさんのオリジナルのメロディのモーツァルトだったのに、なぜ『ベートーヴェン』になった時にベートーヴェンのメロディを使おうと思ったのか、不思議だなと思ってたんですけど、クラシックとミュージカルの融合というか、どちらのファンの方にも楽しんでもらえるようにしたいと、お二人は今なお進化されて、新しいチャンレンジされてる中でこの作品が生まれたのかなと思います」と感心する。さらに「ウィーンのお二人と、去年初演した韓国のチームと、僕たち日本のチームで、3カ国いろんな言葉が飛びあう国際的な稽古場ですし、だからこそ豊かなものが作れているのではないかなと思います」と稽古場の様子も。「あと、やたら豪華なんですよ。『ムーラン・ルージュ』とか、『チャリチョコ』(『チャーリーとチョコレート工場』)にも負けないんじゃないかなと。『東宝、今年大丈夫かな』と心配になるくらい美術費がかかってます」とまさかの心配。「日本で12月といえば、ベートーヴェン。なぜかわからないけど『第九』を必ず聴くのが日本のクラシックの習慣でもありますし、12月にふさわしい作品だと思います」と言いつつ、「年明けもやりますけど、それはそれで華やかでふさわしいと思います」とアピールした。東京公演は日生劇場にて12月9日〜29日、福岡公演は福岡サンパレスにて2024年1月4日〜7日、愛知公演は御園座にて1月12日〜14日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて1月19日〜21日。
2023年12月09日お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造と俳優の中村蒼が出演する、花王・サクセスのブランドムービー「あのころの自分に会って……」編が、15日から公開される。ブランドムービーでは、AI技術で20歳若返った原田と現在の原田が共演。露天風呂に浸かりながら“いい年のとり方”について中村と話していた原田がサウナ室に入ると、AI技術により再現された20代の原田と対面する。20代の原田から「今を大切に」という言葉を投げかけられ、あの頃の夢や情熱を思い出した原田は、中村と共にお風呂上がりに育毛トニックを使用しながら、“まだまだこれから”と前向きな表情を浮かべる。○■原田泰造 インタビュー――AI技術によって、20代後半の原田さんが再現されていますが、昔のご自身をみてどう思いましたか?面白くて何度も見ました。20代後半の僕は今考えるととても軽率でなんの根拠もないのに自信家だったと思います。なのに夢だけは沢山ある。それがちゃんと表現されていると思います。さっきからニヤニヤしながら見ています。過去があるから今がある。前を向く力にサクセス。ピッタリだと思います。――その時の自分に、今の自分だからこそ言っておきたい、後悔していることやアドバイスがあれば教えてください。まさか将来自分がクイズ番組をやるとは思ってもいなかった。学校で習う勉強に頼むから少しは力を入れてほしい。――息子さんが、今回ご自身が再現されているのとほぼ同い年の現在27歳かと思います。ご自身の27歳と比較されてどうでしょうか?息子と若い頃の僕が似ているところは独立心が強く学生生活が終わると直ぐ一人暮らしを始めるところが似ていると思います。全然、実家に帰ってこない所も似ています。サウナや食事にたまに付き合ってくれます。――実際に小学校の作文にて、“今を大切に”と記載されたそうですが、今も大切にされている言葉なのでしょうか?今を大切には僕の永遠のテーマです。小学生の時に作文を書いた時、自分で書いておきながらなんていいタイトルなんだと感動したのを覚えています。この頃の僕はテレビのバラエティ番組やドラマや映画それから漫画、同じクラスの友達や女子、色んな事に興味を持ちすぎて大変だったような気がします。今を大切にしていたと思います。○■中村蒼 インタビュー――前回に引き続き、サクセスのCMを撮影されていかがでしたでしょうか?また原田さんとサクセスのブランドムービーを撮影できて嬉しかったです。今回は“いい歳の取り方とは”について話していてそれは僕も常に思っている事でした。先の事なんて考えたところで分からないのにどうしても考えてしまって不安になる。でも今回のブランドムービーにもある様に“今を大切に”と今を楽しんで人生を歩んでいる原田さんに言われると何だか救われる様な気持ちになりました。ブランドムービーという短い時間ですが観ている方にも何か届いてくれるといいなと思いました。――20代後半の若い原田さんをみた印象はいかがでしたでしょうか?若かったです(笑)。でも今もとてもかっこよく渋さもあって原田さんの様に歳を重ねていけたらなと思いました。そしてその頃からこれまで第一線で活躍し続けている原田さんは本当に凄いなと改めて感じました。
2023年09月15日ミュージカル『ラグタイム』の公開稽古が23日に行われ、石丸幹二、井上芳雄、安蘭けい、藤田俊太郎(演出)らが登場した。同作は20世紀初頭のニューヨーク、アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代を舞台に、ユダヤ人、黒人、白人とそれぞれのルーツをもつ3つの家族が固い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとする姿を描く。1998年にトニー賞ミュージカル部門において13部門にノミネートされ、最優秀脚本賞・最優秀オリジナル楽曲賞など4部門受賞、今回が日本初演となる。石丸幹二、井上芳雄、安蘭けい、遥海、川口竜也、東啓介、土井ケイト、綺咲愛里、舘形比呂一、畠中洋、EXILE NESMITHらが出演する。演出の藤田は「この作品の深いテーマを追い求めて稽古しています」と話し、まず公開されたのは劇中の幕開きを飾りカンパニー全員で歌う「Ragtime」。石丸が演じるユダヤ人たち、井上が演じる黒人たち、そして安蘭が演じる白人たちが、時代を捉えた音楽・ラグタイムに乗せて、一触即発の気配の中、重層的なハーモニーを繰り広げる。2曲目は「The Getting’ Ready Rag」(井上、遥海、アンサンブル)。気鋭の若き黒人ピアニスト、コールハウス・ウォーカー・Jr.(井上)が、黙って出て行った恋人・サラ(遥海)への想いを歌うところに、同胞たちが次々と集まってくる。情熱的かつ迫力のダンスシーンが繰り広げられる中、コールハウスは仲間たちに励まされ、愛するサラとよりを戻すために生まれ変わろうと努力し、サラに見直してもらうためにも"夢の象徴"でもあるヘンリー・フォードの新車・モデルTを買うことを決意する。稽古の歌い出しでは、井上がセリフを噛んでしまい、周囲のキャストが歓声ではやし立てるなど、和気あいあいとした空気が流れていた。3曲目は「Wheels Of a Dream」(井上芳雄、遥海)。コールハウスとサラが、2人の間に生まれた息子・リトルコールハウスの輝く未来と幸せを願い、黒人にとっての理想の世界を目指そうと2人が誓う、同作を代表するビッグナンバーのひとつだという。2人の歌声には、そばで見ていた安蘭も思わず涙し、自分の出番を前に目元を拭っていた。最後は第2幕で歌われる「Our Children」(石丸幹二、安蘭けい)。石丸演じるターテと、安蘭演じるマザーの運命的な出会いから数年が経ち、再会した時のナンバーで、それぞれの子供たちが仲良く遊んでいる様子を通して、ひと時の幸福を感じながら、ターテとマザーが心の深い部分でつながっている姿を見せる。東京公演は日生劇場にて9月9日〜30日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて10月5日〜8日、愛知公演は愛知芸術劇場 大ホールにて10月14日〜15日。
2023年08月23日今年60周年を迎える日生劇場の9月公演ミュージカル『ラグタイム』の製作発表会見が7月24日、都内で行われ、出演する石丸幹二、井上芳雄、安蘭けいに加えて、演出を担当する藤田俊太郎が出席した。物語は20世紀初頭のニューヨーク。アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代。ユダヤ人、黒人、白人。それぞれのルーツをもつ3つの家族が固い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとする。1998年トニー賞において、ミュージカル部門13ノミネート、最優秀脚本賞・最優秀オリジナル楽曲賞など4部門を受賞した伝説的ミュージカルだ。石丸が演じるのは、娘のためにラトビアから移民としてアメリカにやってきたユダヤ人・ターテ役。この物語の中心を担う役どころだ。ブロードウェイでの初演を実際に目にしたといい、「音楽のパワーに乗って、心が動いていった。いつか日本で(上演の機会が)来ないかなと願っていた」と振り返り、「オファーをいただき、非常に興奮しました」と20数年越しの願いの実現に、喜び爆発。舞台は100年以上前だが、「今でもAIが席巻したり、新しい物を乗り越えていかないといけないのは変わらない。どんな夢をもって戦っていくのかを問いかける社会派ミュージカルになれば」と意気込んだ。石丸幹二新しい音楽“ラグタイム”を奏で、新時代の到来を目指す黒人ピアニスト・コールハウス・ウォーカー・Jr.役の井上は、「8月いっぱいまで(帝国劇場で)『ムーラン・ルージュ!』で、9月頭にはこちら。おかしなスケジュールですが(笑)、この夏は燃え尽きるつもりで、日々、本番と稽古に励んでいる」と闘志メラメラ。安蘭は、正義感にあふれ人種の偏見を持たない、裕福な白人家庭の母親・マザーを演じ、「女性なら誰しも演じたい役」と魅力を語った。井上芳雄安蘭けい日本のミュージカル界を代表する3人だが、同じミュージカル作品で共演するのは、これが初めて。石丸は「いまだかつてないこと。どんな“うねり”が生まれるのか楽しみ」と興奮しきりだ。石丸と同じ東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業している井上は、「石丸幹二になるために頑張ってきた。背中を追っている、ずっと憧れの先輩」と敬意を示し、「やっとご一緒できる。今まで石丸さんサイドに断られていたんじゃないかって(笑)」と初共演に期待を膨らませた。安蘭は『スカーレット・ピンパーネル』『蜘蛛女のキス』で石丸と共演しており、「尊敬しておりますし、絶対的な信頼感と安心感がある」。井上とは、『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』以来の共演で、「ミュージカルは初めて。どうなるかとても楽しみです」と話していた。演出の藤田は「震えるような思い」と本公演に関わる思いを語り、「少しずつ稽古が進むなかで、キャストの皆さんの素晴らしさ、スタッフの熱量に震えています。一つの作品で、これだけ震えるなんて。きっと初日には、また震えが来るはず。こんなに興奮できることはない」と文字通り、武者震いしていた。藤田俊太郎(演出)取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ミュージカル『ラグタイム』脚本:テレンス・マクナリー歌詞:リン・アレンズ音楽:スティーヴン・フラハティ演出:藤田俊太郎【キャスト】石丸幹二:ターテ井上芳雄:コールハウス・ウォーカー・Jr安蘭けい:マザー遥海:サラ川口竜也:ファーザー東啓介:ヤンガーブラザー土井ケイト:エマ・ゴールドマン綺咲愛里:イヴリン・ネズビット舘形比呂一:ハリー・フーディーニ畠中洋:ヘンリー・フォード&グランドファーザーEXILE NESMITH:ブッカー・T・ワシントン新川將人、塚本直井上一馬、井上真由子、尾関晃輔、小西のりゆき、斎藤准一郎、Sarry、中嶋紗希、原田真絢、般若愛実、藤咲みどり、古川隼大、水島 渓、水野貴以、宮島朋宏、山野靖博【上演日程】2023年9月9日(土)~30日(土) 東京・日生劇場2023年10月5日(木)~8日(日) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール2023年10月14日(土)~15日(日) 愛知・愛知芸術劇場 大ホールチケット情報公式作品HP:
2023年07月24日ミュージカル『ラグタイム』の製作会見が24日に都内で行われ、石丸幹二、井上芳雄、安蘭けい、藤田俊太郎(演出)が登場した。同作は20世紀初頭のニューヨーク、アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代を舞台に、ユダヤ人、黒人、白人とそれぞれのルーツをもつ3つの家族が固い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとする姿を描く。 1998年にトニー賞ミュージカル部門において13部門にノミネートされ、最優秀脚本賞・最優秀オリジナル楽曲賞など4部門受賞、今回が日本初演となる。井上は「僕は観たことがなかったんですが、部分的な映像を見て、アメリカ的なミュージカルだとは思っていて、日本では上演されないパターンも多く無理なのかなとも思っていたので、今になって上演の許可が降りてできるというニュースは、いちミュージカルファンとしてとても幸せなことでしたし、なんとか関わりたいというのが正直な気持ちで」と話を聞いた時の心境を吐露。さらに「現在、『ムーラン・ルージュ!』の本番をやってまして、8月いっぱいやってるんですけど、『ラグタイム』は9月頭にある。歌舞伎俳優並みのおかしなスケジュールでやらせてもらって」と苦笑。「最初、『ムーラン・ルージュ!』の主役はサティーンで女性の方だし、ダブルキャストで甲斐翔真くんも若いから『ちょっと多めにやってくれ』と頼めるかなとか、『ラグタイム』も3つの人種に分かれている話で、そのうちの3分の1ということなんで、何とかなるんじゃないかという甘い考えで突入したら、どちらもありがたいことに重要な役割で。この夏は燃え尽きるんじゃないかなと思い、でも幸せだなと思ってやらせていただいています」と語った。ミュージカル共演が初めてという安蘭が「芳雄くんは『ひょっこりひょうたん島』(『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』)で……」と振り返ると、井上は「あの作品は夢だったのかなって……」とジョークを飛ばしつつ、「今回そこまで絡みがある役ではないんだけど、再会できて嬉しい」と喜びを表す。石丸とは共演すらも初めてということで「大学の門下の先輩でもありますし、本当にネタじゃなくて石丸幹二になるために頑張ってきたところがあって。東京芸大に入ったし、劇団の方は追えなかったんですけども、ずっと憧れで、今もいろんな分野で活躍されてるということでも背中を追っている先輩」「やっとここでご一緒できるので、本当に嬉しい」とラブコールを送った。石丸も「1度も同じ舞台に乗ることがなかったので、果たしてどんな歌が歌えるんだろうと思ったら、歌の絡みがないんだよね」と言いつつ、「藤田さんの演出の中で、僕は井上さんのパフォーマンスしてるところにもいるかもしれない」と期待を煽る。藤田も「台本にはないけれども、台本からはみ出していない絡みを作るというのも、この作品の僕の仕事ではないかな」と太鼓判を押した。会見では登壇者陣が質問し合う一幕もあり、藤田からは「芳雄さんが1番最近叶えた夢は?」という問いが飛ぶ。井上は「僕は夢を叶えたで有名なんですけど、(最近だと)すっごい、いいテレビを買いました。いいスピーカーがついた、ちょっと勇気がいるくらいのお値段のすごいのを買って、聞こえ方とか見え方が全然違うんですよ。映画の重低音とか、コンサートの映像とかもすごいので、それはね、夢のテレビですね」と回答。「子供には『触んなよ!』って言ってますけど。観る度に嬉しくなりますね」と明かした。東京公演は日生劇場にて9月9日〜30日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホール10月5日(木)〜8日、愛知公演は愛知芸術劇場大ホールにて10月14日〜15日。
2023年07月24日7月26日(水) 午後10時より生放送されるWOWOW×井上芳雄によるミュージカル番組『生放送!井上芳雄ミュージカルアワー「芳雄のミュー」』第4回のゲストが発表された。同番組は、井上が「ミュージカルの素晴らしさをもっとたくさんの人に伝えていきたい」「劇場に足を運んでいただきたい」という思いから、“生放送”にこだわりミュージカルの“いま”を届けるトーク&ミュージックショー。このたびゲストとしてアナウンスされたのは、7月22日(土) に世田谷パブリックシアターで開幕した新作ミュージカル『カラフル』に出演する鈴木福と加藤梨里香。井上はオリジナルミュージカルに参加する意気込みや創作プロセスの様子、稽古場での楽しさなどを聞く予定で、鈴木と加藤は本作の楽曲を披露する予定だ。■鈴木福 コメント今、ミュージカル『カラフル』の初日に向けて、最後の追い込みをかけていますが、俳優としての壁にぶち当たっています。だからこそ、成長してみなさんに素敵な作品を届けられるように頑張っています。さらに、今回、井上芳雄さんのミュージカルの番組にも出演させていただけるということ、しかも生放送で!僕にとっても初めてづくしですが、しっかりと務めさせていただきたいと思います。楽しみにしていてください。■加藤梨里香 コメント『リトルプリンス』で共演させていただいた、井上芳雄さんの番組に出演させていただけることが大変嬉しいです。『カラフル』では、鈴木福さん演じる<ぼく>のホームステイ先“小林真”のクラスメイトで、勘の鋭い唱子役を演じます。大嵜慶子さんの素敵な楽曲も披露する予定です。「せたがやこどもプロジェクト2023」として上演するので、もちろんお子様に観ていただきたい作品ではありますが、大人の方々にも、そして幅広い世代の皆様に届けたい作品です。番組でもぜひ楽しみにしていただきたいと思います。<番組情報>生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』#47月26日(水) 午後10:00 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※7月28日(金) 午後2:00よりWOWOWプライムで再放送※WOWOWオンデマンドでは放送終了後よりアーカイブ配信毎月最終水曜午後10:00 放送・配信生放送!井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』詳細はこちら:
2023年07月24日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー初日前取材が東京・帝国劇場にて24日に行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、K、バズ・ラーマンが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。22日に行われたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表で、堂本光一が「『ムーラン・ルージュ!』(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』)に予算をとられすぎてこっちに回って来ないんじゃないか」と心配していた件について聞かれると、井上は「ちょっと東宝の人を呼んでもらっていいですか?」と苦笑。「そうは言っても、光一くんの方にはちゃんと予算取ってると思います。始めての翻訳物のミュージカルに光一くんが出るのも大きなトピックなので、しっかりやられると思う」とフォローした。一方で井上は「ただこの『ムーラン・ルージュ!』は心配になるくらいお金かかってて、僕も20年以上帝劇に出てるんですけど、この気合いの入り方は見たことないし、入口とか、いつも精一杯やってもらってますけど、今回総力を結集してというか、決死の覚悟というのか、何があったんだろうというくらい」と驚いた様子。「規模が違いますし、お弁当もめっちゃ出るし、選べる。いつもAもBもないですからね」と周囲を笑わせる。さらに「とにかく本気で取り組んでらっしゃるのがわかるし、そうしないと成立しない作品だというのはやってみて思いました。大きなセットもあるし危険もあるし、安全を確かめながら時間をかけながら。チケット代が高いのは話題になってましたけど、中にいるとこれはかかって当然だな、と。それでも賄えるかなというくらい豪華なので。世界中で『ムーラン・ルージュ!』やってますけど、日本が1番チケット代抑えてるらしいんですよ。もし世界のどこで観るんだと思ったら日本で観た方が得」とアピールした。伊礼も「『オンリーガール』というシーンがあるんですけど、演出家も振り付け家も、そのシーンのたびに『90秒しか着ないサティーンの衣装がどれだけ高いか』と熱弁するんです。90秒のためだけに作ってるらしいです」と明かし、平原も「言えないくらい」と肯定していた。公演は東京・帝国劇場にて6月29日〜8月31日(プレビュー公演は6月24日〜26日)。
2023年06月24日井上芳雄が10月に開催されるボストン・ポップス来日公演にゲスト・ヴォーカルとして出演することが決定した。ボストン・ポップスが日本で公演を行うのは20年ぶりとあって、すでに大きな注目を集めているが、10月6日(金)から8日(日)の東京国際フォーラムホールA、10月12日(木)と13日(金)の大阪・フェスティバルホールに続いて、10月10日(火)にサントリーホールでの追加公演が決定。ゲスト・ヴォーカルを井上芳雄が務める。当日は『サウンド・オブ・ミュージック』『美女と野獣』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といったミュージカルや映画の名曲が披露される。井上は、ボストン・ポップスの演奏と共に、『レ・ミゼラブル』の「Stars」、『アラジン』の「ProudofYourBoy」など計6曲を披露する予定だ。■井上芳雄 コメント今回、ゲストとして参加させて頂けることを心から光栄に思います。あれは忘れもしない、僕が14歳の時の年越し。当時アメリカに住んでいた僕たち家族は、ちょうどボストン旅行中で、ボストン・ポップスのコンサートで新年を迎えました。それ以来、ボストン・ポップスは僕にとって特別な存在です。あの輝かしい演奏と共に、僕の愛するミュージカルのナンバーを歌わせて頂けるなんて、これ以上の幸せはありません。今からとても興奮しています。特別な時間をご一緒できますように!井上芳雄ボストン・ポップス on the Tour 2023OSCAR & TONY 日本公演10月10日(火) 18:30開演サントリーホール■チケット情報出演:指揮キース・ロックハート演奏ボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラゲスト井上芳雄(ヴォーカル)【演奏予定曲目】ハリウッド万歳『サウンド・オブ・ミュージック』序曲『雨に唄えば』より“雨に唄えば”(ヴォーカル:井上芳雄)『レ・ミゼラブル』より“星よ”(ヴォーカル:井上芳雄)『ウエストサイド物語』より“マンボ”『ボヘミアン・ラプソディ』より“ボヘミアン・ラプソディ”『美女と野獣』序曲『アラジン』より“自慢の息子”(ヴォーカル:井上芳雄)『トイ・ストーリー』より“ 君はともだち”(ヴォーカル:井上芳雄)『リトル・マーメイド』より“アンダー・ザ・シー”『バック・トゥ・ザ・フューチャー』組曲『オペラ座の怪人』序曲『サンセット大通り』より“サンセット大通り”(ヴォーカル:井上芳雄)『タイタニック』より“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”(ヴォーカル:井上芳雄)『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲アンチェインド・メロディ『ハリーポッターと賢者の石』より“ヘドウィグのテーマ”『E.T.』より“フライング・テーマ”42nd ストリート
2023年06月20日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』が2023年9月29日(金)に全国公開される。監督は原田眞人。主演は安藤サクラ。原田眞人が黒川博行の傑作小説『勁草』を映画化映画『BAD LANDSバッド・ランズ』は、直木賞作家の黒川博行による重厚な傑作小説『勁草』を原作とする映画。『検察側の罪人』や『関ヶ原』 『ヘルドッグス』など、数々の話題作を手掛けてきた原田眞人が監督・脚本を務め、実写映画化する。映画で『BAD LANDSバッド・ランズ』で描かれるのは、特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによるストーリー。後戻りのできない闇の世界へ踏み入ってしまったネリとジョーの向かう先は天国か、地獄か?予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントが繰り広げられる。安藤サクラが主演、弟役に山田涼介主演を務めるのは、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、『万引き家族』や『怪物』にも出演する安藤サクラ。また、安藤演じるネリの弟・ジョー役を、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。安藤サクラと山田涼介は初共演となる。橋岡煉梨(ネリ)…安藤サクラ特殊詐欺を生業とし、その成果によって弟のジョーとともに生き延びてきた。特殊詐欺グループの受け子のリーダー格であり、警察の張り込みにも目ざとく気付く。一方、自身も生活をする「ふれあい荘」の住人たちを束ねており、住民たちからの人望も厚い。体調不良の者が出ると病院へ連れて行くなど面倒見の良い一面も。矢代穣(ジョー)…山田涼介(Hey! Say! JUMP)ネリの弟。黒い革ジャンがトレードマーク。刑務所から出所してきたばかりで他に頼る宛が無く、高城に仕事を紹介してもらおうと姉のネリを頼りにやってくる。特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことの出来ない“危うさ”を持つ一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、守ろうとする側面も持っている。尚、ジョーを演じる山田涼介は、原田眞人とのタッグは『燃えよ剣』以来、2度目となる。曼荼羅(まんだら)…宇崎竜童「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在。高城…生瀬勝久表向きはNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長。裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋。佐竹…吉原光夫大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事。日野…江口のりこ大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長。新井ママ…天童よしみネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ。教授…大場泰正博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”。胡屋…淵上泰史グローバル・マクロ投資家の大物で、総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長。林田…サリngROCK裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女。映画『BAD LANDS バッド・ランズ』あらすじ<持たざる者>が<持つ者>から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。二人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す…ただそれだけだったはずの2人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの<危険な地>から逃れられるのか。【作品詳細】映画『BAD LANDSバッド・ランズ』公開日:2023年9月29日(金)出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋、サリngROCK、天童よしみ、江口のりこ、宇崎竜童監督:原田眞人脚本:原田眞人プロデュース:原田眞人原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)音楽:土屋玲子
2023年06月02日