『愛を歌うより俺に溺れろ!』大野いとインタビュー “王子様”女子を演じるキモチ
と少し照れながら話す大野さん。そういう意味では、相手役のカラムさん(大国男児)も完璧な“王子様”と言えそうだが…?
「カラムさんは顔は可愛らしいけど紳士的なところがあって、雰囲気や仕草、性格が男らしい方で、自分も真似したいところがたくさんありました。撮影中はすごく寒くて、ジャケットを着ても寒かったんですけど、そういうときにさっと自分のジャケットを脱いで私に着させてくれたんです、毎日。お会いするまでは、気が強くてクールな方なのかなと思っていたんですが、初対面のときからすごくよく話しかけてくれて、みんなでミニゲームをしたりして和んでいる中でも、みんなから愛されるような人柄で、とっても紳士的でした」。
目の前にいる、穏やかでつい守ってあげたくなる可愛さとは逆をいく“クール”な雰囲気に自分を染めていくことに加えて、大野さんにはもう一つ、カリスマ的な人気を誇るガールズバンド「ブラウエローゼン」でギターを演奏するという課題があった。ギターの特訓には、2か月も費やしたという。
「すごく難しかったです!周りにはギターを自分から始める子が多かったんですけど、私はそう思ったことがなかったので、手の動かし方とか大変だし大丈夫かなと思いましたが、ドレミが弾けたときは嬉しかったし、快感でした。