『わたしたちの宣戦布告』“最強コンビ”に接近 「私たちは本当の意味でコンビなの」
ガブリエルには、このストーリーがあくまで3人の経験からインスパイアされたものであることを話したんだけど、そしたらガブリエルが「僕の役は誰が演じるの?」と聞いてきたから「まだ決まってないよ」と伝えると、「じゃ僕がやりたい」と言ってくれたの。だから彼には、彼の出演するシーンのシナリオを渡して、ちゃんと映画に参加してもらった。ただ、それから実際に出来上がった映画を彼に見せるということには躊躇があったんだ。映画の中で起きたことと現実を錯覚してしまうんじゃないかという不安があったから、もう少し彼が大きくなってから見せると決めていたんだけど、実際に映画が公開されてからは話題が沸騰して、ガブリエルのクラスのお母さんたちも友達も観ていて、みんなが観ている状況なのに自分が観ていないのはおかしくない?ということになって…。それでおばあちゃんと一緒に観に行って、観た後どうだったか聞いたら「いい映画だね」と言ってたわ。
愛する息子の生命の危機という問題についても、「落ち込んで泣くよりも、闘う気持ちが大きくなるのが自然でしょ」(ヴァレリー)、「実際に直面すると意外と勇敢に立ち向かえるものなんだよ」(ジェレミー)