『わたしたちの宣戦布告』“最強コンビ”に接近 「私たちは本当の意味でコンビなの」
と一糸乱れぬ合点を見せる2人。実は、いまは私生活でのパートナーの関係は解消している2人なのだが、ヴァレリーについてジェレミーが「ルールに縛られない、とにかく優等生ではないね(笑)」と太鼓判を押せば、逆にヴァレリーにジェレミーに対して思うことを聞くと、「僕の前で言われるのは気詰まりするな…」と照れながら笑顔を見せる。さて、ヴァレリーの本音は?
ヴァレリー:現場でもいままでもそうだし、私たちは本当の意味でコンビなの。私がエンジンをかけて、彼がエンジンを持続する。私がエネルギーを全開にして、彼が新しいエネルギーを入れ込んでくるので、2人のエネルギーが低下することは全然ないの。今回、発見したことは…、やっぱり「寛容で気前がいい」ということね。
ジェレミー:現場ではそうだけど、離れたらそうでもないよ(笑)。
ヴァレリー:それから映画に対する意志を貫く強さというのを改めて感じた。
少しでも良い映画を作るのは自分たちにとって闘いだから。本当に無尽蔵のエネルギーを彼は持ってるの。あともう一つは、写真映りが素晴らしいことね(笑)。
ジェレミー:両親に自分のことを話されてるような気分だよ…。
後ろをふり返らず、共に愛するものに並々ならぬ愛情と魂を注ぎ込む2人の相思相愛ぶりは羨望を抱かずにはいられない。