【美的アジア】『ペンギン夫婦の作りかた』が教えてくれる“美味しい愛”の育て方。
また、歩美の着る赤色の服や黄色のストール、ブルーのスカートなど、鮮やかな色の衣装も印象的。石垣島の真っ青な空や、緑あふれる自然の木々にも負けない、そして石垣島のように人を温かく包み込む歩美の優しさを表しているのかもしれませんね。
石垣島に移住した2人は共通の「食」の趣味を生かし、ラー油作りに挑戦します。ここで“美的アジア”的「美しさの第2ポイント」は、「美味しそうな料理の数々」!歩美とギョウコウが初めて石垣島を訪れて食べた「八重山そば」や、2人で作った石垣島ラー油をたっぷりつけて食べる特製餃子など、島の素材をふんだんに使った料理には思わず唾が出ちゃいます。そして、そんな料理をさらに美味しく引き立てるのが小池さんとワンさんの見事な「食べっぷり」。「喰らいつく」と表現すればよいでしょうか(笑)…その豪快で圧巻の食べっぷりは見ていてとても気持ちよく、そして何故だか2人がとてもよく「似てる」ように見えてくるのです。
同じテーブルを囲み、同じ料理を食べる。楽しいときも苦しいときも、毎日テーブルを囲みごはんを食べる…。
料理に込められた「愛情」を食べることで、人は互いへの優しさ、思いやりを交換し合っているのではないか…そんなことを『ペンギン~』は語りかけてるような気がするのです。