占星術研究家・鏡リュウジ、『危険なメソッド』特別上映会で青学生からの質問に苦笑
(Photo:cinemacafe.net)
映画『危険なメソッド』の公開を記念した上映会が10月20日(土)に青山学院大学のキャンパス内にて行われ、占星術研究家の鏡リュウジが出席してトークショーを行い、またトークショーの後に心理学を専攻する学生たちとの座談会に臨んだ。
本作は『クラッシュ』(’97)、『イースタン・プロミス』(’08)などで知られるデヴィッド・クローネンバーグ監督が、『つぐない』の脚本家クリストファー・ハンプトンの戯曲を映画化。偉大な心理学者であり、友人同士でもあったユングとフロイト、彼らの運命を変えた女性患者・ザビーナとの知られざる禁断の関係を史実に基づいて描いており。ユング役のマイケル・ファスベンダー、フロイト役のヴィゴ・モーテンセン、ザビーナ役のキーラ・ナイトレイという実力派キャストによる演技合戦にも注目が集まっている本作。
まず、鏡さんは友人でモデルの道端ジェシカさんからロンドンで観たという本作を勧められ、楽しみにしていたことを明かした。鏡さんは「占星術は星の世界から送られてきているメッセージ。無意識の世界が一人一人の内部にある」と伝え、映画に絡めて精神分析と占星術のリンクする部分を解説した。