「駅弁ひとり旅」岡田義徳インタビュー 「色とりどりよりシンプルな方がいい」
の『ががちゃおこわ』というおこわだけの弁当は最初、全部食べれるのか?と思ったんですけど、食べ始めたら全部食べられて、おかずはいらないなと思えるお弁当でしたね。駅弁を買うときって色とりどりのものを選びがちじゃないですか?でもこの番組を通してみて、シンプルなものも美味い弁当なんだと思いました。あの手この手を使わない自信があるんです。駅弁だけじゃなくてロケ弁に対しても見方が変わりましたよ(笑)。一年の中できっと11か月くらいロケ弁で生活してるんですけど、その中の何が美味しいかというのを探しながら食べるようになりました。この漬け物美味いねとか、このおかずチョイスいいなとか。僕らは簡単に買うけど、作っている側は本当に思い入れのあるお弁当だったりするので。パッケージもかわいいのがたくさんあるので、いろんな楽しみ方がありますよね」。
それにしても、この主人公・大介は趣味も駅弁ならば仕事も駅弁屋と、趣味と仕事の間に垣根がない。これほどまでに没頭できるものがあるのは羨ましい気もするが、その悦びは岡田さんも共感できるという。
「大介は人が食べるものや自分が食べることが本当に好きな人なんだなと思います。僕も一番落ち着く場所は(撮影)