野村萬斎、『のぼうの城』大ヒットに歓喜! スピンオフ作品にも意欲“萬斎”?
犬童監督、樋口監督のおかげで、水を得た魚のように自由に演じることもでき、自分自身としても大満足ですね」と喜びのコメント。さらに、この大ヒットを「ブログやtwitterなど、感想コメントを拝見させていただいていますが、“弱きが、強きを挫く”、そして、そこにあるのが“人間の力”というのがこの作品の見どころだと思います。豊臣軍は水攻めのための労働力をお金で集めますが、のぼう様は百姓たちを信用し、みんなが団結することによって水攻めを打ち破る。いまの日本にもきっと繋がる、一番大切なものがストレートに出ている作品です。『人間っていいなぁ』と、観て、信じて、酔える。そこに共感して頂けたのではないかと思います」と分析する。
最後に、スピンオフ作品の依頼がもし来たら?という質問には、「ぜひ、やらせて頂きたいですね(笑)!その場合は、前作を超える作品を目指したいです。そして、“のぼう様”もそうですが、渥美清さん演じる“寅さん”のように、破天荒で人情に弱い、人に愛されるキャラクターを演じたいです」と笑顔で答えてくれた。
今回届いた特別映像では、まだ本作を鑑賞した人もそうでない人も楽しめる、ダブル監督を務めた犬童一心と樋口真嗣の2人が明かす本作の映画化に至るまでの数々のドラマ、さらに現場でのメイキング映像、萬斎さんのインタビュー映像まで収めた『のぼうの城』の裏側をギュギュっと詰め込んだ濃厚な13分間に仕上がっている。