くらし情報『タランティーノ、故・深作欣二監督譲りの“仁義”への思いを熱弁!』

2013年2月15日 18:30

タランティーノ、故・深作欣二監督譲りの“仁義”への思いを熱弁!

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


アカデミー賞作品賞ノミネートの最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』を携えて来日中のクエンティン・タランティーノ監督が2月15日(金)、都内で行われた記者会見に出席し作品への熱い思いを語った。

ジェイミー・フォックスにクリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオら豪華スターを擁し、黒人で元奴隷の身でありながら賞金稼ぎとなって白人への復讐と愛する妻の奪還を誓う主人公・ジャンゴの戦いを描く。

拍手に迎えられて登場したタランティーノは「なぜいまの時代に西部劇を?」という問いに「映画を作り始める前からいつか西部劇をという思いは持っていたんだ」と明かす。「いままでの『イングロリアス・バスターズ』や『キル・ビル』でも西部劇的な要素を踏襲していたけど、今回は100%の西部劇。単なる西部劇でなく、これまで触れられることがなかった奴隷制度を描こうと決めたんだ」と語った。

黒人のジャンゴとドイツ人の元歯科医のシュルツのコンビが次々と賞金首を討ち取っていくさまは痛快!ジェイミーとクリストフについて「2人は役者としても人間としても全く個性が違うタイプ」と語る。そして「撮影が進む中で『この2人のコンビはすごいぞ』と思ったのが、日ごとの撮影シーンが映された映像を見たときだね。

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