2013年8月22日 12:45
マイク・ミルズが日本の“うつ”を撮る…香山リカ、川勝正幸らコメント
(Photo:cinemacafe.net)
厚生労働省によれば、日本人の15人に1人が生涯に一度はかかる可能性があるといわれる“うつ”。現在、医療機関にかかっている人だけでも100万人を超え、今や一般的な病気となった、ニッポンの“うつ”を『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が密着取材したドキュメンタリー『マイク・ミルズのうつの話』に、著名人から続々と応援コメントが到着した。
マイク・ミルズといえば、「X-girl」「マーク・ジェイコブズ」などにロゴやデザインを提供し、「ビースティー・ボーイズ」「ソニック・ユース」などのCDジャケットやミュージックビデオ、「ナイキ」や「アディダス」のCMなどで、90年代のユース・カルチャーを牽引してきた映像作家。長編映画監督デビュー作の『サムサッカー』はサンダンス映画祭で評価を受け、自身の父親との関係を題材にした『人生はビギナーズ』では、インディペンデント・スピリット・アワードの監督賞と脚本賞にノミネートされ、ゴッサム・アワードの作品賞を受賞した。
2000年以降、日本で“うつ”という言葉が急激に広まったことを不思議に思ったミルズ監督は、その理由のひとつに、製薬会社によって行われた「心の風邪をひいていませんか?」