【インタビュー】戸田恵梨香×加瀬亮 『SPEC』当麻と瀬文の“奇妙な”愛情
「当麻がこちらに寄ってきているのか、それともこちらが当麻に近づいていっているのか?よく分からない不思議な感覚に陥りました。長く演じているから?いえ、連ドラの終盤からあったのでそれだけでなく、やはりこの作品、この役だからなんだと思います。自分でも説明のつかない感覚なんですが…それだけ、当麻を通じて『SPEC』の世界を生きていたということなのかもしれませんね」。
「代表作」は同時に、今後の2人にとって超えることが難しい“壁”でもある。この2人の再共演ということになれば、ハードルは一層高くなる。それでも戸田さんは「絶対にまた共演させていただきたいです。むしろ、一刻も早く当麻と瀬文の関係を打破したいです!」と3年にわたり積み上げてきた関係性、イメージを塗り替えることを全く厭わない。
加瀬さんも「全然、時間を置かずにできます」と言い切る。
恋人に夫婦、兄妹 etc…期待は膨らむが加瀬さんの希望は?
「そうですね、時代劇でバカ殿とバカ姫とか?って同じじゃねぇか!みたいな(笑)」。
(photo / text:Naoki Kurozu)
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