【インタビュー】ケイト・ウィンスレット「真実の恋は思わぬときに訪れる」と実感…『とらわれて夏』
本作では、過去の悲しい出来事から一度は愛を失い、深く傷つきながらも、再び愛に出会うという、弱さと強さを兼ね備えたひとりの女性を演じたケイト。脱獄犯と過ごす夏の5日間の中で、そっと触れ合う手と手、すべてを許し合う眼差しから、大人の男女が静かに、けれど情熱的に恋に落ちていく姿は、既婚・未婚問わず、すべての女性が心を揺さぶられずにはいられないと、早くも注目を集めている。
オスカー女優であり、実生活でも3人の子の母であるケイトは、この過去の悲しみにとらわれながらも、許されない恋の中で愛と人生を取り戻していくシングルマザーという難しい役どころを見事に演じ切っている。
ケイトの1度目の結婚は、1998年。主演した『グッバイ・モロッコ』の助監督だったジム・スレアプルトンと結婚し、娘・ミアを出産した。その後、2003年には『007 スカイフォール』の監督として知られるサム・メンデスと2度目の結婚、息子・ジョーを出産。そして、3度目の結婚は2012年、ヴァージングループ会長の英国人実業家リチャード・ブランソンの甥にあたるネッド・ロックンロールで、昨年男の子を出産し、キラキラネーム“ベア”(Bear)